| 残念ながら現時点では日本にて購入することは難しく、ポルシェジャパンの努力に期待したい |
昔から意外とポルシェは楽しいコラボレーションを展開している
さて、ポルシェはかねてよりボディカラーに対しては強い関心を示しており、過去には「魚の鱗」を使用した塗料を開発したことも。
その後も様々なカラーラインアップを展開しており、最近では「年間12色を新色として追加」するほか、昨年末にはカスタムカラーとして160色を選べるようにしたり、さらには「完全オリジナル」のカラー調合に対しても門戸を開いています。
-
ポルシェが「カスタムカラー」を160色追加し、「オーダーメイドカラー」の対応を広く開始したと発表。なおケイマンGT4RSだとそれぞれ166万円と332万円ナリ
| かなり高額なオプションではあるが、その見た目の変化度合いを考えると「まだ安い」のかも | 実際のところ、ボクもランボルギーニ・ウラカンEVO RWDのボディカラーに160万円を支払った さて、ポル ...
続きを見る
こういった傾向については、かねてよりポルシェが「顧客の要望を可能な限り取り入れる」という姿勢を貫いていたことに起因するのだと思われますが、そのため多種多様なボディカラーが存在し、それがまた「ポルシェはどんなボディカラーでも似合う」といったイメージを作り上げたのかも。
-
ポルシェがこれまでの「エクスクルーシブ」を超えるカスタムを実現する「ソンダーバーシュ」をスタート!今までにできなかったようなワンオフモデルの製作も可能に
| ポルシェはこれまでにも数々のカスタムモデルを作ってきた | ポルシェは通常オプションに加え、特別なオプションを車輌に反映させる「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」を持っていますが、今回はさらにエ ...
続きを見る
実際のところ、「ポルシェといえば何色」といったステレオタイプなイメージはなく(人によってポルシェと聞いて思い浮かべるカラーは異なると思う)、「レッドのF40しか生産しなかった」フェラーリとはある意味で両極端にあるのかもしれません。
-
フェラーリはどれだけレッドが好きなのか!現在選べるレッドは11色、そしてそれぞれの違いはこうなっている
| ポルトフィーノMだと標準色28のうち、8色がレッド系 | さらに「テーラーメイド」ではほぼ無限のレッドの選択が可能だと思われる さて、フェラーリというと「レッド」というイメージがあるかと思いますが ...
続きを見る
7月17日はナショナル・アイスクリーム・デー
7月17日はナショナル・アイスクリーム・デーだといい、今回ポルシェはこれにちなみ、なんとアイスクリームを発売する、とのこと。
ポルシェは最近、アトランタ・エクスペリエンス・センターでの展示において、その華やかなボディカラーの歴史を祝ったそうですが、今回はもっと「多くの人が楽しめる」試みを行うということになりますね。
こういったコラボアイテムはすぐにネットオークションにて転売されるのが最近の傾向ではあるものの、さすがにアイスクリームだと転売は難しいのかもしれません。
なお、この「ポルシェとのコラボアイス」を発売したのはイリノイ州シカゴのアイスクリームショップ「プリティクール・アイスクリーム(Pretty Cool Ice Cream)」。
たとえばミントグリーン(クッキー&クリームアイスクリームにグリーンのホワイトチョコレートをコーティング)だとこんなパッケージ。
こちらはライムゴールドメタリック(キーライムパイアイスクリームにライムゴールド色のキャラメルのコーティング)。
マカダミアメタリック(ローストマカダミアアイスクリームにマカダミアメタリック色のチョコレートコーティング)。
このほか、ストロベリーレッド(クリームチーズアイスクリームにストロベリーレッドのコーティング)、フローズンベリーメタリック(ブラックラズベリーアイスクリームにフローズンベリー色のルビーチョコメタリック)の全5種類が発売予定なのだそう。
ポルシェのボディカラーよりもクールなアイスクリーム
今回のプロジェクトにつき、プリティクール・アイスクリームのオーナーであるダナ・サールス・クリー氏は、「私の叔父である "タルガ”ダンは(その名からして911タルガの熱烈な愛好者だと思われる)ポルシェのレストアに情熱を注いでおり、過去50年間で200台以上の車を蘇らせたということもあり、私は常にポルシェを身近に感じながら育ちました。そのためポルシェからボディカラーにインスパイアされたカスタムアイスクリームを作りたいという依頼を受けたとき、とても驚いたことは容易に想像できると思います。ポルシェのスポーツカーと同様に、このアイスクリームはまさに情熱によって成し遂げられたプロジェクトであり、それを共有できることにこれ以上ない喜びを感じています」とコメントしています。
ポルシェカーズ・ノースアメリカのマーケティング担当副社長であるアイーシャ・コーカー氏によれば「これは非常に楽しいプロジェクトで、私たちのクルマに用意されているカスタマイズカラーのように、お客様の笑顔を呼び起こすものでありたいと願っています。私たちは、夢のポルシェのためのスペシャルカラーほどクールなものはないと思っていましたが、このアイスクリームはそれに勝るかもしれませんね」と語り(ウマいこと言うな)、「プリティクール・アイスクリームは、私たちと同じように細心の注意を払い、情熱を持ってカラーリングに取り組み、さらにそれに見合った美味しいフレーバーを提供してくれました。私たちがこのアイスクリームを作るのを楽しんだように、あらゆる年代のポルシェファンやエンスージアストにこのアイスクリームを楽しんでもらいたいと思います」とも。
残念ながら、国際アイスクリーム・デーにこの「ポルシェとプリティクール・アイスクリーム」とのコラボ製品を購入できるのはプリティクール・アイスクリームのシカゴ・リンカーンパーク店のみだそうですが、今年後半にも別途限定イベントを開催する予定もあるといい、ぜひ日本でも販売してほしいものですね。
合わせて読みたい、ポルシェのボディカラー関連投稿
-
ポルシェは年間12色もの「新色」をボディカラーに採用!ただし考案から採用までは耐候テストに2年以上、そしてインスピレーションは「家具業界から」
| ボディカラーを考える仕事は楽しそうだが、楽ではなさそうだ | 採用される「3年後」を見越してボディカラーを開発せねばならない この10年ほど自動車の人気ボディカラーというと「ホワイト、ブラック、シ ...
続きを見る
-
【動画】こんなボディカラーもあったのか・・・!ポルシェの「レアカラー」限定イベントに集まった特別塗装色のポルシェたちが美しすぎた
| 過去から現在までポルシェは数多くのボディカラーを送り出してきた | 世代、モデルを問わずポルシェファンはカスタムカラーを愛するようだ さて、超マニアックなポルシェ専門誌、「000 Magazine ...
続きを見る
-
ポルシェが911カレラRS 2.7の50周年を記念しプーマとのコラボスニーカー「スエード RS 2.7」を限定販売!カラーは全10色、日本市場専用カラーもあるぞ
| ポルシェがここまで911カレラRS 2.7を推しているとなると、やはりナナサンカレラのオマージュモデルが登場する可能性も | 現時点でこのプーマ x ポルシェ スエード RS 2.7の販売方法など ...
続きを見る
参照:Carbuzz