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【動画】イタリアで過去生産されたクルマの中ではもっともパワフル!1900馬力のハイパーGT、ピニンファリーナ・バッティスタの生産が始まる

【動画】イタリアで過去生産されたクルマの中ではもっともパワフル!1900馬力のハイパーGT、ピニンファリーナ・バッティスタの生産が始まる

| バッティスタの生産はリマックではなく、ピニンファリーナが自社で行うようだ |

ピニンファリーナ・バッティスタの生産台数は限定150台、その価格は3億円以上

さて、リマックが「ピュアエレクトリックハイパーカー、ネヴェーラの生産を開始した」と発表したところですが、そのネヴェーラと強い関連性を持つピニンファリーナ・バティスタ(バッティスタ)の生産も同時に開始されることに。

(ピニンファリーナは多くを語らないものの)車体そのものやパワートレーンはリマック・ネヴェーラと基本的に共通だと考えてよく、その出力(1900馬力)や0-100km/h加速(2秒以下)といった数値も「ほぼ同じ」。

なお、限定台数150台というところもネヴェーラと同じではあるものの、生産はリマック(クロアチア)ではなくピニンファリーナ(イタリア)が行うようで、いざ納車が開始されれば、ピニンファリーナ・バティスタは「イタリアで生産されたクルマ(市販車)ではもっともパワフルな」車両となるのだそう。

【動画】リマックがネヴェーラの生産をついに開始!クロアチア初の量産車にしてハイパーカー、現時点で「納車可能な」クルマとしてはおそらく最強最速
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ピニンファリーナ・バティスタの企画はこうやって始まった

なお、この「バッティスタ」というのはピニンファリーナ創業者の名であり、それを今回 ”ピニンファリーナ初の市販車” に冠したのは、その創業者の夢が「自分の名を与えたクルマを発売したい」という夢を持っていたから。

ピニンファリーナというとフェラーリのデザインを担当してきた高名なデザインハウスではありますが、デザインの「請負」を主な業務としており、自動車好きであれば誰もが知る名でありながらも、ついぞ自分の名を冠したクルマを発売したことがなかったわけですね。

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ただし今回、創業者の孫世代が創業者自身の夢を叶えることになり、そして同時にこのハイパーカー「バッティスタ」だけではなく、SUVやセダンもラインアップする総合自動車メーカーへと変貌を遂げる、というコメントも発しています(現在ピニンファリーナはインドのマヒンドラ傘下にあり、強力な後ろ盾を得て新たな展開を行うということになる)。

そして今回、アウトモビリ・ピニンファリーナCEO、パー・スヴァンテッソン氏は「このバッティスタ”ハイパーGT”は、カーデザインのアイコンでもある(デザイナーの)バッティスタ'ピニン'ファリーナが、ピニンファリーナの名前を冠した美しいクルマを作りたいという夢を実現したものです。私たちはその目標を達成したことを誇りに思っており、デザインの純粋さと持続可能な技術革新によって、エキサイティングな新しいラグジュアリー時代への動きをリードすることを推進しています」とも。

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ピニンファリーナの市販車第一号、「PF0」の正式名称は創業者の名をとって”バッティスタ”に

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ピニンファリーナ・バッティスタはこうやって作られる

そしてこのピニンファリーナ・バッティスタの生産にかかるのは1台あたり10週間、総工数1,250時間。

ちなみに最初に作られる5台の特別仕様車「バティスタ・アニバーサリー」の製造期間は18週間で、時間に直すと1340時間を要し、これはイタリアでもっとも有名なデザインハウスでもある同社へのセルフオマージュ、そしてヘリテージにインスパイアされたカラーリングやデザインキューが用いられていることが特徴です。

すべての工程は、イタリア・カンビアーノにあるピニンファリーナのアトリエで行われるそうですが、ここは以前スタディセンター(試作車用の工房?)として使われており、しかしバッティスタの製造、そして今後ピニンファリーナがさらなるモデルをリリースすることを想定して全面改装がなされたとのこと。

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その価格3億円以上、ピニンファリーナ・バッティスタ「最初の」オーダーメイド車両が公開。なお外装は1390億、内装は1億2800万通りのから選択可能
その価格3億円以上、ピニンファリーナ・バッティスタ「最初の」オーダーメイド車両が公開。なお外装は1390億、内装は1億2800万通りのから選択可能

| ピニンファリーナ初の市販車、そしてエレクトリックハイパーカーは限定150台 | 顧客はイタリアへと招待され、その仕様を打ち合わせることに さて、ピニンファリーナは初の市販車にしてエレクトリックハイ ...

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現在製造にかかわるのは10名のスタッフのみで、14の生産・品質保証ゾーンがアトリエを構成し、その中には塗装工程(3週間かかる)や、次の工程に進むまでに(おそらく品質チェックのため)2日以上の時間を要する工程も含まれ、車両が完成し最終のワークステーションに到着すると、24時間かけてリフトに乗せられ、ホイールやステアリングのアライメントを徹底的に調整されたのちに出荷がなされるようですね。

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なお、上述の通り、このピニンファリーナ・バッティスタは世界最高峰の性能を誇るハイパーカーですが、ピニンファリーナはこれを「サーキットでのタイムを競うようなクルマではなく、テーラードスーツのような上質な仕立てを持つハイパー「GT」と呼称。

よってバッティスタの注文者はピニンファリーナのアトリエへと招かれて仕様を決め、そして生産工程にも立ち会うことが可能だとされ、ピニンファリーナいわく「顧客ごとにオーダーメイドのデザイン案を作成し、アトリエに招待してデザイナーとの対面によって仕様を決定してもらい、最終的な仕上げを詰めることになる」とも。

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そのオプションは既報の通り膨大な数にのぼり、ピニンファリーナによれば、インテリアの構成は1億2800万通り、エクステリアの組み合わせは139億通りも存在し、加えて「2台として同じ仕様とならないよう」配慮して仕様を決めているようですね。

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そしてピニンファリーナはバッティスタの納車後についても言及し、ディーラー網の少なさをカバーするために豊富な知識を持つエンジニアが「フライング・ドクター・サービス」にて文字通り世界を飛び回るといい、これに加えオプションにて5年または10年のメンテナンスプログラム「エクセレンツァ」を含む3つのアフターサービスパッケージ、パワートレインとバッテリーの保証期間を10年に延長する「フューチュラ」、このほかにも様々なパッケージを用意することで顧客サービスを充実させる、ともコメントしています。

ピニンファリーナ・バッティスタを紹介する動画はこちら

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参照:Automobili Pininfarina

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