>ランボルギーニ ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

ランボルギーニ・ウラカン後継モデルは2022年3月発表?ジャーナリストが2週間後に試乗会に招待されるとうっかり漏らし、しかし報道規制が6ヶ月ほど敷かれる模様

2021/11/08

ランボルギーニ・ウラカンSTO

| ウラカン後継モデルは思ったよりも完成に近い状態にあるようだ |

ハイブリッドなのは間違いなさそうだがその詳細はわからない

さて、ジャーナリストのジョニー・リバーマン氏が「ウラカンの後継モデルが2022年に発表される」と”うっかり”漏らしたとの報道。

これは同氏が出演した「スパイクズ・カー・ラジオ」というポッドキャスト内にて勢い乗りつつ語ったもので、2週間以内にはイタリアへと飛んでウラカンの後継モデルに試乗する予定であること、そしてその後6ヶ月半は規制によって情報を公開できないこと(つまり2022年3〜4月にはウラカン後継モデルの情報が公開されることになる)を明かしています。

発表はオンラインにて?

なお、ランボルギーニはかねてよりジュネーブ・モーターショーにて新型車を発表してきましたが、2022年のジュネーブ・モーターショーは開催されないと報じられているため、ウラカン後継モデルの初公開は「オンライン上」ということになりそうです。

そこで気になるのがウラカン後継モデルはどんなクルマに?ということ。

ランボルギーニは「2024年以降に発売するクルマはすべてハイブリッドになる」とコメントしているので、そしてそうでなくても様々な規制によってガソリンエンジンオンリーのクルマは今後発売できないものと思われ、となると「ウラカン後継モデルは、これまでのウワサどおりにハイブリッド」になると考えて良さそう。

ランボルギーニ・ウラカン

レゴテクニックによる「実物大」ランボルギーニ・シアンFKP37が完成
ランボルギーニが2025年までのロードマップを発表!2024年にはガソリン車を全廃し全車ハイブリッドに、そして2025年以降には「初の」EVを発表

| ランボルギーニは新たなる新天地「コル・タウリ」を目指す | ついに「第4の」ランボルギーニ投入計画が具体的に さて、ランボルギーニが予告通り「将来のヴィジョン」について公開。これはランボルギーニC ...

続きを見る

ただ、現時点でランボルギーニがウラカン後継モデルのためにハイブリッド用シャシーを新設計するための十分な時間を持てたとは考えにくく、かつ今回発表されるであろうウラカン後継モデルの「そのまた後継モデル」についてはピュアエレクトリックカーとなることが予想され(ポルシェの設計したミドシップ用エレクトリックシャシーを採用する可能性が別途報じられている)、それを考慮しても、「1世代のためだけに」ハイブリッドスーパースポーツ用シャシーを専用設計することはまずないだろうと考えられます。

となると、現在のシャシーを使用し、エンジンとトランスミッションとの間にエレクトリックモーターを装着するという手法がもっとも安価で効率がいいんじゃないかと考えられ、つまりはマクラーレン・アルトゥーラやフェラーリ296GTBと同じ手法ですね(フロントにモーターを設置する方法もあるが、改装が大掛かりになり、4WDにしか対応できないので、この方法は効率がよくはない)。

ランボルギーニ
ランボルギーニ初のピュアEVはアウディとポルシェとの共同開発、そして2+2となり2027年あたりに発売との報道。プラットフォームはVWグループ入魂のSSP

| ランボルギーニはフェラーリやマクラーレン、アストンマーティンと比較して「VWグループのシナジー効果」の恩恵に浴することができる | おそらくはランボルギーニの今後の展開について、やや方向性が変わる ...

続きを見る

なお、ウラカン後継モデルのデザインについては現時点ではまったく不明で、しかしアヴェンタドール後継モデルが「まったく現行モデルと異なるデザインになる」ということを鑑みるに、やはりウラカン後継モデルも新しいデザインが与えられると考えて良さそうです。

ランボルギーニ・ウラカンのラインナップはこれで打ち止め?

そしてもうひとつ気になるのが、ウラカンのラインナップがこれで終了するのかどうか。

現在ウラカンは4WDモデルの「ウラカンEVO」と2WDモデルの「ウラカンEVRWD」そしてこれらにはクーペとスパイダーがそれぞれ存在し、ハードコアモデルのウラカンSTOにはクーペのみ。

よってウラカンSTOにもオープンモデルが登場するのではという見方もあるようですが、ウラカンSTO自体がモータースポーツにインスパイアされたということを考えると「オープン」はないのかもしれません。

ただ、アヴェンタドールに「最終モデル」であるアヴェンタドールLP780-4ウルティメが登場したことを考慮するに、ウラカンにも最終限定モデルが用意される可能性も高いと考えられ、しかしSTOとは異なる路線にて、アヴェンタドールLP780-4ウルティメ同様、これまでのウラカンシリーズの特徴を盛り込んだ限定モデルが出てきてもおかしくはなさそうですね。

合わせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿

ランボルギーニの親会社、VWのCEOが大胆発言。「我々はフェラーリに対して卑屈になる必要はない。実際にマラネッロの自動車メーカーに勝っている点も多い」
ランボルギーニの親会社、VWのCEOが大胆発言。「我々はフェラーリに対して卑屈になる必要はない。実際にマラネッロの自動車メーカーに勝っている点も多い」

| 実際のところ、ランボルギーニは信じられないような勢いでフェラーリを追い上げている | ただしそれもフェラーリがSUV「プロサングエ」を発売するまでかもしれない さて、ランボルギーニはコロナ禍におい ...

続きを見る

ランボルギーニ・アヴェンタドール
ランボルギーニCEO語る!「アヴェンタドール後継に積まれるV12は完全新設計。車体すべてにおいてアヴェンタドールとの共通性は一切ない」

| ランボルギーニは「先が限られている」技術に対しても積極投資を行なうようだ | V12エンジンはランボルギーニのDNAでもある さて、ランボルギーニはアヴェンタドール最終モデル、そしてV12ガソリン ...

続きを見る

参照:TheSupercarBlog

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ, ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , ,