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ランボルギーニCEO語る!「アヴェンタドール後継に積まれるV12は完全新設計。車体すべてにおいてアヴェンタドールとの共通性は一切ない」

2021/07/12

ランボルギーニ・アヴェンタドール

| ランボルギーニは「先が限られている」技術に対しても積極投資を行なうようだ |

V12エンジンはランボルギーニのDNAでもある

さて、ランボルギーニはアヴェンタドール最終モデル、そしてV12ガソリンエンジン単体で走る最後のモデルとして「アヴェンタドールLP780-4 Ultimae」を発表したところですが、早くもその次のモデル、つまりアヴェンタドール後継の話が出ています。

そしてこれは他ならぬランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏自らがカーメディアに語ったもので、驚くべきことに「完全新設計のV12エンジンの開発を行っている」というもの。

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現在、ランボルギーニのV12エンジンは「2代目」

現在アヴェンタドールに積まれるV12エンジンは「L539」という型番を持ち、これはアヴェンタドールのために新設計さいれたユニット。

それまでのV12エンジンはいずれも1963年にジオット・ビッザリーニが設計したもの、そしてそのエンジンを進化させたものですが、当初は3.5リッター(3500GT)、そして最終的には6.5リッター(ムルシエラゴLP640)にまで排気量が拡大しています。

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そしてこのL539は「10年ちょっと」という比較的短い期間にてそのライフを終了させるということになりますが、次期V12モデルについてステファン・ヴィンケルマンCEOは「まったく新しいエンジン、まったく新しいドライブトレイン、まったく新しいバッテリーなど、すべてが完全に新しい。次期フラッグシップにはシアンからもアヴェンタドールからも何もキャリーオーバーされない」と説明。

これはいささか驚きの内容で、というのもランボルギーニの主要市場のひとつである欧州では、早ければ2025年からガソリンエンジンを積んだクルマの販売ができなくなり、2035年までには多くの国や地域にてガソリンエンジンの販売が終了されるため。

よって、あと10年程度しか販売できないエンジンに費用を投じるということは(通常では)考えにくく、しかしランボルギーニはそれをやる、ということになりますね。

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アヴェンタドール後継モデルハイブリッド

なお、アヴェンタドール後継モデルはハイブリッド化されると公言されていますが、そのシステムは未だ謎。

一時はシアン同様のスーパーキャパシタを採用するという話があったものの、この案はボツとなり(容量の問題?)、おそらくはリチウムイオンバッテリー、もしくは同じグループに属するポルシェが開発する「新型バッテリー」を積む可能性もあるんじゃないかと考えています。

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そして気になるのはその形式で、今後ますます締め付けが厳しくなる規制を考慮すると「マイルドハイブリッド」ではなく「プラグインハイブリッド」となるはずであり、となるとある程度エレクトリックモーターにて走行が可能な仕様を持つことに。

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効率を考えるならば、後輪をガソリンエンジンで駆動し、フロントホイールをエレクトリックモーターにて回転させることになりそうですが、「加速」を考慮するとエンジンとトランスミッションとの間にもモーターを装着するというのが最近のセオリー。

よってポルシェ918スパイダーや、フェラーリSF90ストラダーレ/スパイダー、ランボルギーニLPI 910-4アステリオン同様のシステムを持つ可能性が高いとは思うものの、もしかすると全く異なるシステムを持つ可能性もありそうです。

この場合、エンジン排気量は縮小されることにもなりそうですが、「2気筒分」をカットしてウラカン後継モデルに搭載することも予想でき、今後のなりゆきには要注目といったところですね。

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参照:Autoblog

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