| スポーツカーメーカー、スーパーカーメーカーは「自社の製品を存分に理解してもらう」ための機会を用意することが多々あるようだ |
これもある意味で「非日常」でもある
さて、ランボルギーニが「3年ぶり」にランボルギーニ・エスペリエンツァ・アカデミア・ネヴェを開催した、と公表。
これはランボルギーニオーナーを対象とした雪上トレーニングとなりますが、開催期間は3日間、場所はアルプス、スイスとイタリアとの国境にあるリヴィーニョにて行われた、とのこと。
ランボルギーニはこういったトレーニングの機会を世界各地で設けており、しかし大変な人気があるようで、いつも募集開始とともにすぐに「満員」になるとも伝えられています。
実際の指導はスクアドラコルセにて
なお、イベントを開催するのはランボルギーニ本体ではありますが、実際に参加車の指導を行うのは同社のレーシング部門であるスクアドラコルセだといい、スクアドラコルセのスタッフが参加社一人ひとりのスキルに合わせて手稲に指導を行ってくれるのだそう。
使用する環境は4WDのウルスそしてウラカンEVO、そして後輪駆動のウラカンSTO。
こういった滑りやすい環境にてこれらのクルマをドライブする機会は多くなく、しかも全開で走るとなるとなおのこと貴重な体験なのかもしれません。
このリヴィーニョはウインターリゾートとしても有名だそうですが、宿泊先は現地の最高級ホテル、そして食事も高級レストランにて行うといい、それはそれは充実した3日間となりそうですね。
なお、スーパーカーやスポーツカーは「日常生活だと」そのパフォーマンスを楽しむことができず、よってスーパーカー/スポーツカーメーカーはこういった場を用意することで「安全にそのパフォーマンスを体験し、なおかつクルマの挙動を理解できる」機会を提供してくれているわけですが、ランボルギーニのほか、マクラーレンやポルシェもこういった活動に熱心です(マクラーレンの場合、講師としてF1ドライバーが参加したりするらしい)。
もちろん参加資格は「(その自動車メーカーのクルマの)オーナー」に限られ、参加費も相当に高価なのは間違いなく、しかし思いっきりその性能を開放できたり、なかなか自分では行く機会が無いであろうウインターリゾートに滞在できるといった楽しみもあり、一度はこういったイベントに参加してみたい、とも考えています。
このほか、ランボルギーニでは、その国や地域別に様々なイベントを行っていますが、中にはその国ならではの「とんでもなくスケールの大きな」ものもあり、物理的に日本だと開催が難しそうなイベントもいくつか存在するようですね。
-
ランボルギーニが中国にて800キロにおよぶツーリング開催!中国だけあって山脈や草原、砂漠といった雄大な自然を駆け抜ける
| このツーリングを企画した人は相当に苦労しただろうな | これだけの内容を持つイベントであれば、ちょっと参加してみたい さて、ランボルギーニは中国において2015年から7年間、年例行事として「ランボ ...
続きを見る
合わせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿
-
ランボルギーニオーナー向けの情報誌「ランボルギーニ・マガジン」最新号が届く!ランボルギーニ流の「雰囲気イケメンづくり講座」が面白い
| その内容は多岐にわたり、ランボルギーニの過去・現在のモデル、世界中のトラベルやグルメ情報、そして著名人の特集など | 刊行されるのはおよそ年に2回、半年ごとのランボルギーニの総括を見ることができる ...
続きを見る
-
フェラーリがウクライナ情勢を憂慮し「100万ユーロを寄付する」と発表!ランボルギーニも難民への寄付を公表、そして両者ともにロシアでの事業を保留
| ウクライナ情勢は想像していたよりも大きな問題になってきた | おそらく今後は生産や輸送の問題も顕在化することになり、チップ不足に次ぐ悩みのタネとなりそうだ さて、先日開始されたロシアのウクライナ侵 ...
続きを見る
-
ランボルギーニが「ウルスとウラカンをメインに、2021年には前年の2倍以上のアワードを受賞した」と発表。世界中にて高い評価を受ける
| ランボルギーニの「クルマとしての完成度」は非常に高い | エレクトリック時代になったとしても、ランボルギーニは高い評価を受け続けるだろう さて、ランボルギーニが「2021年には、ウルスとウラカンS ...
続きを見る
参照:Lamborghini