外装ゴールド、内装ホワイトという「中東的な」ランボルギーニ・ウルスのカスタムカーが公開。手掛けたのはもちろんマンソリー、ホイールはゴールドのディッシュタイプ

｜　この仕様はなかなか一般の人では考えつかない　｜

意外にランボルギーニ・ウルスにディッシュタイプのホイールはよく似合う

さて、これまでにも「ランボルギーニ・ウルスのクーペ化」「メルセデス・ベンツGクラスの3ドア化」など多数のハードカスタムを披露してきたドイツのチューナー、マンソリー。

今回は得意とするブランドそして車種のひとつであるランボルギーニ・ウルスを「ゴールド」にて統一したカスタムカーを披露しています。

なお、このウルスは「単にカラーをゴールドにしただけ」ではなく、マンソリーではもっともアグレッシブなエアロキット「ヴェナタス」を装着していることが特徴となっており、ここでその詳細を見てみましょう。

マンソリー・ヴェナタス ランボルギーニ・ウルス（ゴールド）はこんなクルマ

このマンソリー・ヴェナタス ランボルギーニ・ウルスはいわば「フルカスタム」となっていて、フロントだとバンパーにフロントフェンダー、ボンネットがマンソリーのオリジナルパーツへと交換済み。

サイドではドアミラーにサイドステップ、ルーフスポイラーが専用品へ。

リアだとバンパー、ディフューザーが交換され、さらにはトランクゲートにはリップが追加されています。

ホイールは最近流行の兆しがあるディッシュタイプの鍛造「FD.15」デザインへ。

サイズはフロント10x24インチ、リア12.5x24インチという巨大なサイズを誇ります。

そして興味深いのは、マンソリー製カスタムカーの多くの場合、マンソリー製パーツは鍛造カーボンファイバー地むき出しとなっているものの、このウルスの場合はゴールドにペイントされており、さらにはもともと（純正状態という意味で）ブラックだったパーツまでもがゴールドにペイントされていること。

ドアミラーベース、ルーフレール、ウインドウモールなどもゴールドにペイントされ、これは「コントラストを重視する傾向がある」最近のカスタムカーの中にあってかなり新鮮な仕様です。

ランボルギーニ・ウルスはノーマル状態で650馬力、フェイスリフト版の「ウルス・ペルフォルマンテ」「ウルスS」では660馬力を発生するという「スーパーSUV」ですが、マンソリーではなんとこのエンジンを900馬力にまでチューンしており、最高速をなんと323km/hにまで引き上げています。

これだけの性能を発揮させることができる公道は世界でもそう多くないと思われるものの、それよりもまず、このウルスを購入することができるだけの財力を持ち合わせる人のほうが少ないかもしれませんね。

マンソリー・ヴェナタス ランボルギーニ・ウルス（ゴールド）のインテリアはこうなっている

そしてこちらはこのランボルギーニ・ウルスのインテリア。

エクステリアの低コントラスト仕様とはうってかわってのハイコントラスト仕様となっており、「ホワイト」がなんともエレガント。

もともとのレザーはホワイトへ、そして樹脂パーツにもホワイトレザーが巻かれ、一部パーツはカーボンファイバー製へと置き換えられているようですね。

ホワイトのシートにはブラックのコントラストステッチ、そしてシートベルトには「MANSORY」のロゴが入ります。

この「ゴールド外装、ホワイト内装」はいかにも中東的といった感じですが、実際に中東の顧客がオーダーした車両なのかもしれません。

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参照：Mansory (Facebook)