｜ 新型マセラティ・グラントゥーリズモはひと目見て「上質」だと直感できるインテリアを持っている ｜
新世代のマセラティは一気に「二世代以上」の進化を遂げたというイメージも
さて、マセラティ心斎橋さんにて見せていただいた新型グラントゥーリズモ、今回は「内装」編。
できれば内外装を1本の投稿にまとめたかったのですが、思ったよりも新型グラントゥーリズモの見どころが多く、やむをえず「2本」となってしまった次第です（当ブログでは画像を多用しているが、1投稿あたりの画像の枚数が一定数を超えると読み込みが極端に遅くなるため、画像数が多くなる場合は投稿を分けている）。
なお、展示車のインテリアカラーはおそらくGHIACCIO（ギアッチオ）。
新型マセラティ・グラントゥーリズモのインテリアは豪華そのものだった
ちなみにですが、新型マセラティ・グラントゥーリズモにおいて強く印象に残っているのが（エクステリアよりも）インテリア。
その理由は（エクステリアに比較して）先代から飛躍的に進化したからだと認識していますが、一言で言うと「より繊細に、より先進的に」なったという印象です。
そこで新型グラントゥーリズモのインテリアを見てみると、まずシートのステッチが「超セクシー」。
先代までの「クッションがパンパンに詰まった感のある」イタリアンな雰囲気からジャーマン的な雰囲気が強くなったようにも思いますが、それでもマセラティでしか実現しえない美しさを持っているように思います（グランカブリオでも同じシートを使用することを想定し、見られることを強く意識したのかもしれない）。
ヘッドレストにはマセラティの「トライデント」エンブレムが刺繍にて再現。
シート表皮にはパーフォレイト（穴あき）加工が施されたレザーが使用されています。
直線と局面とを組み合わせたステッチがなんとも絶妙。
シートのサイドパネルもレザー同色（これ重要。ここが全内装色共通のブラックだと興ざめである）、そしてシートスイッチにはメタル調の塗装が施されることに。
新型マセラティ・グラントゥーリズモのインテリアにはメタル（もしくはメタル調）パーツが多数
新型グラントゥーリズモのインテリアには多数のメタル調パーツが見られ、まずキックプーレートはステンレス製。
センターの液晶パネル（デジタルアッシュボード）のエッジもメタル風。
ステアリングホイールに取り付けられたスイッチのベゼルにはナーリング加工（ピラミッドみたいなギザギザ加工）風のメタル風パーツ。
エアコン吹き出し口のつまみにもナーリング加工。
なお、エアコン吹き出し口そのものはブラシ仕上げのステンレススティールにDLC加工を施したような（つまりは高級機械式腕時計に見られるような）質感が与えられ、かなりな高級感があります。
加えてダッシュボードやドアインナーパネルに使用されるレザーにも異なる質感を持つものが組み合わせられ、これまでのマセラティとは一線を画す作りを持つようですね。
そしてパドルやレバーに取り付けられたボタンもメタルもしくはメタル調。
マセラティの特徴でもあった「アナログクロック」はデジタルに置き換えられていますが、このベゼルもやはりナーリング加工が施された金属風。
メルセデス・ベンツやBMWが非常にこだわっている「スピーカーグリル」についても新型グラントゥーリズモではこのとおり。
ドアミラーの裏側にはツイーター。
このクルマに装着されるサウンドシステムは590,000円のオプション、Sonus faber（ソナス・ファベール）製です。
ちなみに室内からのドアオープンはグリップ部分に取り付けられた丸いボタンを押すことで行います（電動でロックが解除される）。
リアシートのつくりもいっさい手抜きなし。
センターコンソールには立体的なカーボン風テクスチャが用いられ・・・。
ドアインナーパネルにも同素材が用いられているようですね。
メーターはフルデジタルで、室内すべての液晶を合わせるとなんと合計「33インチ」。
アンドロイドオートをベースにする「マセラティ・インテリジェントアシスタント」を装備するなど強くデジタルを意識した仕様を持っています（しかも無線アップデート＝OTA対応）。
新型マセラティ・グラントゥーリズモ・トロフェオを見てきた際の動画はこちら
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