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新型日産フェアレディZの北米価格はスープラが霞む3万9995ドル(440万円)?形式はZ34のまま、実質的にはフルモデルチェンジではなく「数字と見た目を変えただけのマイチェン」で低価格を実現か

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新型日産フェアレディZの北米価格はスープラが霞む3万9995ドル(440万円)?形式はZ34のまま、実質的にはフルモデルチェンジではなく「数字と見た目を変えただけのマイチェン」で低価格を実現か

| だとしても、この価格とこのスペックを実現した日産には拍手を送りたい |

おそらくGRスープラは販売をさらに落とし、値下げを迫られることになりそうだ

さて、日産は新型フェアレディZ(正確に言うと北米仕様の「Z」)を発表したところですが、この発表に際して価格は公表せず。

しかしながら4万ドル(約440万円)というのが現在まことしやかに囁かれる価格設定であり、一部のカーメディアでは「3万9995ドル」だと報じるところも。

いずれにせよ4万ドル前後というのは間違い無さそうですが、この価格は非常に競争力のある価格であり、ぼくとしては「本当に4万ドルで出してくるとは・・・」と考えています。

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なぜ4万ドルが驚異的なのか

そしてこの「4万ドル」という価格設定ですが、アメリカではどれくらい安いのかというと、2リッター4気筒エンジンを積むスープラ2.0が4万3090ドル(日本だと601万3000円)、3リッターターボエンジンを積む6気筒バージョンのスープラが5万1090ドル(日本では731万3000円)。

出力についてだと、3リッターV6ターボを積む「Z」が400馬力、スープラ2.0が258馬力、3リッター版で387馬力。

これらを見ると、新型Zはいかに「安くパワフル」であるかということがわかるかと思います(同時に、北米のスープラの価格がかなり安いことにも驚かされる)。

なお、GRスープラは御存知の通りBMWとの共同開発ですが、BMWとしての基準を満たすべく品質を高めた結果価格が大きく上昇してしまい、トヨタは(トヨタ車とかけはなれた値付けに対する)「価格納得性」を高めるために相当な苦労をしており、これまでには「発売後すぐにパワーアップ」「当初予定のなかった4気筒バーションの市場投入」といった販売活性化戦略を展開済み。

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それでも十分な効果があったとはいえず販売台数が伸びないままとなっていますが、ここへきて日産Zが「この価格とこの馬力」で登場してしまうと、正直言ってスープラを選ぶという人はさらに少なくなるものと思われます。

参考までにですが、「世界で最も売れている」スポーツカーであるフォード・マスタングの場合、5リッターV8/460馬力エンジンを積む「GTファストバック」で3万6285ドル、エントリーモデルの2.3リッターエコブースト(310馬力)を積む「エコブーストファストバック」では2万7205ドルなので、アメリカで「GRスープラが異常に高く」見えるのも納得ですね。

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さらにフェアレディZの場合、GRスープラでは選べない「マニュアル」が用意されているのも大きな魅力であり、”いずれは消えゆくMT車に”今のうちに乗っておこうと考える人が新型Zを購入する可能性も大きそう。

なぜ日産Zはここまで価格を落とせたのか?

そしてここで気になるのが「なぜ新型フェアレディZはここまで価格を落とせたのか」。

新型フェアレディZではターボエンジンを搭載していますが、ターボ化を行うと冷却系やそのパワー/トルクに見合った補強、さらにブレーキの強化が必要になるため、ぼくらが思う以上にコストが掛かります。

それが理由ではトヨタ/スバルは86/BRZのターボ化を行わないとしていますが、日産は今回、アッサリと新型フェアレディZに対してターボエンジンを搭載してきたわけですね。

Nissan-Fairlady-Z (19)

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ただ、86/BRZとフェアレディZとが異なるのは、もともとフェアレディZはそれなりにパワフルなエンジンを積んでいたので、さほど強化の必要がなかったとも考えられ、ここがまず「コストを抑えられた」理由かも。

そしてもうひとつは「数字となって現れる部分や、見える部分以外にほぼお金をかけていない」ということ。

今回の新型フェアレディZについて、形式は「Z34」のままで、つまり先代と同じ。

日産いわく「新型Zでは80%を新設計した」と述べているものの、形式を見る限りでは「マイナーチェンジ」であり「フルモデルチェンジではない」わけですね(実際に、日産もフルモデルチェンジとは言ってない)。

これについては、結構早い段階から指摘されており、フェアレディZプロトのホイールベースがZ34と同じであったことや、パーキングブレーキが電気式ではないこと等を理由に「新型ZはZ34と基本的には同じ」と指摘したユーチューバーも。

さらには、フェアレディZプロトの車体裏側を撮影して「Z34と一緒」という事実を示した動画が消されたりという事実を見るに、新型フェアレディZがZ34と基本的に同じクルマというのは「日産が知られたくない不都合な事実」なのかもしれません。

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ちなみに日産は「新型Zのプラットフォームは従来型Zと同じ」だと認めており、「コストをかけずに新型車を送り出した」のは間違いなく、この考え方は以前に「GT-Rのプラットフォームはまだまだイケる」としたのと同じだと考えて良さそう。

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ただ、これから滅びゆくガソリン車に多大なコストを割くわけにもゆかず、かつ求めやすい価格で魅力的なクルマを実現するには日産が採用した方法が「ベストに近いベター」だとも認識しており、ぼくとしては歓迎したいと思います(中途半端に気合を入れて作られ、買えないほど価格が高くなってしまうよりはずっといい)。

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