
| 新型レクサスNXをは、あらゆる意味でレクサスの新世代を表現するクルマとなりそうだ |
そのデザインは現行モデルを踏襲しつつ「新生代へ」
さて、トヨタが2021年6月12日(土)午後12時に、フルモデルチェンジ版となる新型レクサスNXをオンラインにて発表する、とアナウンス。
加えて新型「2022 NX」のティーザー画像第一弾を公開しています。
この画像は日本を強く意識したのだと思われる「富士山をバックにした」もので、リア周りが偽装やぼかしのない状態で捉えられていますが、先日リークされた新型レクサスNXの画像が「本物」であったということもわかります。
ただし「LEXUS」エンブレムの位置は異なる
ただ、先日リークされた以下の画像だと、「LEXUS」エンブレムがトランクリッド左下にあるのに対し、今回のティーザー画像では「ナンバープレートとテールランプとの中間」に移動しており、市販モデルではこちらが採用されることになりそう。

なお、この「LEXUS」文字はこれまでとフォントが異なり、そして文字と文字との間隔も変更されており、レクサスの新しいビジョン、そして2025年までに発売を目指すという「LF-Zエレクトリファイド」とともに採用されたもの。
この「エンブレムを高い位置、そして中央に」というのはフォルクスワーゲンもゴルフ8にて導入しており(VWの場合はモデル名ですが)、VWでは今後これを標準化し、かつほかの自動車メーカーでもこれに追随する動きが出るのかもしれません。
あわせて、既存レクサス各モデルのオーナー間においても、この新型エンブレムをパーツとして取り寄せ、「高い位置、そして中央」へと貼るカスタムが流行る可能性もありそうですね。
新型レクサスNXのエクステリアはこうなる
なお、新型レクサスNXについては「完全リーク」といってもいい状態ではありますが、今回のエンブレム位置の変更から推測するに、市販モデルでは(以前のリークから)細かい変更がある可能性も。
ただし大枠での変更はないと思われ、現行型NXに比較して張りのあるボディ表面、しかしより深い「彫り」を持つデザインが与えられることになりそうです。

新型レクサスNXに採用されるのは「グローバル・ラグジュアリー・プラットフォーム」、パワートレインについてはRAV4 PHVと同様のユニット、そしてエントリーグレードには2.5リッター4気筒、さらにNX350とNX350h の商標を登録したところから見て3.5リッターV6もラインアップされる可能性が大。

新型レクサスNXのインテリアについてもリークがなされており、これを見るにフルデジタル液晶メーター、そして大きなサイズを持つタッチスクリーン式インフォテイメントディスプレイを持つものの、ドイツ勢とは異なり、物理スイッチも残されている模様。
これについては、「先進性を目指す必要もあるものの、レクサスの主要オーナーの年齢層が比較的高い」であろうことに配慮したのかもしれません。

なお、「運転席と助手席とを分ける」デザインはトヨタ・ミライにも似た手法を用いており、おそらく今後、これはレクサスおよびトヨタの各モデルにおいても採用されてゆくことになりそうですね。
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参照:LEXUS