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「ワイルドスピード」登場車両の製作を手がけたヴェイルサイドがトヨタ86/SUBARU BRZを新型スープラ風にカスタムするエアロキットを開発中

2018/12/30

「ヴェイルサイド節」はいまでも健在

日本のチューナー、「ヴェイルサイド」がトヨタ86/SUBARU BRZを新型トヨタ・スープラ風のルックスに変更できるエアロキットを開発中。

ただし「まんま」スープラではなく、そこはヴェイルサイド風の独特なデザインが入っているようですね。

現在はまだまだ「開発中」ということになりそうですが、センターのエアインテークにある「縦二本」のライン、そしてヘッドライト下にあるエアインテークはまちがいなく新型スープラがモチーフだと思われます。

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フロントフードにはこれから開けられると思われるダクトの型を引いたラインがあり、こちらは新型スープラというよりは「GRスープラ・レーシングコンセプト」をイメージしたものでしょうね。

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「ワイルド・スピード」シリーズの車両制作で一気にブレイク

なお、ヴェイルサイドは1990年に創業。
ヴェイルサイド(VeilSide)のネーミングは創業者の横幕氏の名に由来し、「横(Side)幕(Side)ということになり、ブリジストン(石橋=BridgeとStone)と同じネーミングパターン。

1990年というとちょうど日産R32GT-Rが登場した時期で、「チューニングがビジネスとして成立するようになった時代」です。

ヴェイルサイドのキャッチコピーは「知性的な美の創出と、全体の形を頭で創造し、強い芯の通った表現力、細部にまでこだわり 全てに意味を持ち独自のスタイルを崩さないヴェイルサイドのカスタムをあなたに」。

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なお、その年代はぼくが思いっきり車のチューンやカスタムに情熱を傾けていた時代だったのでヴェイルサイドのことは当時からよく知っており、やはり有名だったのはフェアレディZ(Z32)やマツダRX-7(FD3S)のカスタム。

独特の「流線型とエッジとを組み合わせた」スタイルは斬新で、それが目に留まったのか映画「ワイルド・スピード」初期3作品にて車両制作を手がけたことでも知られます。

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そしてやはり有名なのは「ハン」のドライブしたマツダRX-7。
これは「RX-7 Fortune」と命名されたチューニングパッケージで、エアロキットはフロントバンパースポイラー、フロントフェンダー、フロントフード、ヘッドライト、サイドスカート、ドアパネル、リアフェンダー、リアゲート、ドアミラー、リアバンパースポイラー、リアウイングで構成され、その価格は180万円。

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そして「タカシ(ドリフトキング)」の乗っていたフェアレディZもヴェイルサイドのキットを装着した車両も有名で、時おり中古市場に登場しますね。

新型スープラの発表までは残すところ2週間までという状況ですが、今回のヴェイルサイドのように「トヨタ86/スバルBRZをスープラ風にするキット」もしくは新型スープラのデザインを取り入れたエアロパーツが登場することになりそうです。

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