ボルボと吉利汽車との共同プロジェクト「Lynk & Co」より最新モデル「07EM-P」のティーザー画像が公開。デザイン言語をガラリと変えてZeekr寄りのルックスへ

｜　一部の中国の自動車メーカー/ブランドについては非常に高いレベルのデザインを誇っている　｜

車体やパワートレーンについてはボルボと高い共通性を持つと言われている

さて、ぼくがそのデザインを高く評価しているLynk & Co。

これは（ボルボやロータスを傘下に収める）吉利汽車が自社で展開するブランドのひとつであり、Zeekrとともに世界展開を視野に入れたブランドです（Zeekrとのデザイン的共通性も持っているが、2016年にボルボと吉利汽車との共同プロジェクトとしてスタートしている）。

そして今回、そのLynk&Coがブランニューモデル「07 EM-P」の発表に先駆けていくつかのティーザー画像を公開することとなっており、ここでわかっていることを見てみましょう。

Lynk & Co 07 EM-Pはボルボと多くを共有

まず、このLynk & Co 07 EM-Pに採用されるプラットフォームはボルボに用いられている「CMA Evo」で、システム合計593馬力を発生するデュアルエレクトリックモーターを搭載することになる、と言われています。

Lynk & Coは現在01（SUV）、03（セダン）、05（クーペSUV）、09（SUV）を展開しており、これらは基本的に同じデザイン言語を持つものの、ここへ「全く新しいデザイン言語」をもって追加されるのがこの07 EM-P。※「08（クロスオーバー）」も発表されており、しかしまだ”発売”はなされていない

今回公開されたティーザー画像を見てみると、これまでの「直線」基調のシャープなデザインから「曲線と曲面を多用した有機的なデザイン」へと変更されており、オシャレなカモフラージュ用シートの下には「牙」のようにも見えるデイタイムランニングランプ、その下には丸型のスプリットヘッドライトが格納されています。

そのほか、Zeekr同様のスタイルを持つドアミラー、そしてフラッシュマウントドアハンドルなどの新しい要素も見られますね。

なお、上述の通り「593馬力を発生するエレクトリックモーター」が搭載されることになると思われるものの、先行して発表された、そして同じプラットフォームを持つ「08」には1.5リッターエンジンが動力用エンジンとして搭載されており、これに組み合わせられるのは21.2kWh、39.8kWhという2種類のバッテリー（エレクトリックモーターは1つもしくは2つ）。

よって「07 EM-P」についても08同様のプラグインハイブリッドパワーユニットが搭載される可能性が高い、と報じられています。

実際のLynk & Co 07EM-Pはこうなる？

そこで今回、すでに公開されたLynk & Co 07EM-Pプロトタイプをベースに中国系デザイナー、SugarDesignが作成したのがこの予想レンダリング。

同氏はこれまでにも精度の高い予想CGを多数公開しており、今回のLynk & Co 07EM-Pについても「かなり正確」だと評されてるようですね。

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参照：Car News China