｜ おそらく「売れる」となると多くの中国自動車メーカーがこの路線になだれ込みそう ｜
もともと中国ではクロスオーバーが非常に好まれる
さて、質の高い「もしも」系レンダリングを積極的に公開している中華系デザイナー、「シュガーデザイン」氏。
今回は中国の吉利汽車が展開するブランド、Lynk & Co 03をベースにしたオフローダーのCGを公開しています。
なお、こういった「既存車種のオフローダー」はポルシェ911ダカール、ランボルギーニ・ウラカン・ステラート等の登場でもわかるとおり、ひとつの流行となる可能性を秘めており、とくに”流行に敏感な”中国の自動車メーカーであれば積極的に展開してくる可能性もありそうです。
Lynk & Co 03X オフローダーはこんなクルマ
この「もしも」レンダリングは Lynk & Co 03X オフローダーと命名されていて、上述のとおり Lynk & Co 03をベースとしたものですが、車高を上げてワイルドなオーバーフェンダーを装着するといった伝統的な手法により体をなしています。
ただしそれだけではなく、ルーフをブラックアウトしたり、ルーフにジェットパックを載せたり・・・。
フロントバンパーもマットブラックに、そしてLynk & Coの未来的なデザインにマッチした角型LEDアディショナルランプも。
タイヤとホイールはオフロード用へと変更され・・・。
リアバンパーもマットブラックへ、そしてリヤハッチにはスペアタイヤ。
中国の自動車メーカーは先入観を持たず、また自動車としての合理性を無視してでも「売れる」ものを作ろうとするので、本当にこういったクルマを発売する日も遠くはなさそうですね。
その他にはこんなレンダリングも
そしてシュガーデザイン氏は中国の自動車メーカーに近いという立場を生かして様々な中国車のレンダリングを公開しており、こちらは「BYD Yangwang ハードコアSUV」。
中国では最も高級なサルーン、紅旗H9のクーペ版「H9 GTクーペ」。
一気に未来に走ったZeekr 009ツーリング。
LiXiang L3”ランドーレット”。
ポルシェやミニのパクリと言われる「ORA キャット」のハイライダー、「Xトラック カブリオレ」。
Zeekr 001カブリオレ。
ちなみに中国ではオープンモデルの人気が（大気汚染や安全上の理由から）低いとされ、これは現実的には「あまり起こり得ない」かもしれませんね。
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参照：Sugardesign