| もともとはEV専用の予定だったがガソリン車として出発し、2025年には完全電動化を目指す |
実際に見た印象も悪くはなく、むしろ魅力的だと考えている
さて、ぼくがもっともイケてると考える中国の自動車ブランド、Lynk & Co(リンクアンドコー)。
これはボルボやポールスター、ロータスを参加に収める吉利汽車(Geely)の展開するブランドですが、そのデザインレベルは非常に高く、かつじゅうぶんな排他性を持っていると認識しています。
なお、吉利汽車はグループ全体としてデザインに非常に力を入れており、それはポールスターやロータスのデザインを見てもよく理解ができるところでもありますね。
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Lynk & Coはなんと累計生産80万台を突破
そしてこのLynk & Coにつき、そのブランド展開開始からほぼ6年が経過していて、今回なんと「11月19日に、80万台目の車が生産ラインから出荷された」という発表を行っています。
Lynk & Coは自動車業界ではまだ比較的小さなプレイヤーであり、限られた一部の市場でしか販売を行っていないものの、並外れた競争力を発揮することで今回の偉業を達成しています。
Lynk & Coは当初「EV専門ブランド」として計画されていたものの、思うように開発が進まず、よってガソリンエンジンを積んでデビューすることに。
最初に発売されたのはボルボとプラットフォームを共有する「Lynk & Co 01」で、その後には「Lynk & Co 02(コンパクトクロスオーバー)」、「Lynk & Co 03(セダン)」、「Lynk & Co 05(コンパクトクーペSUV)」、「Lynk & Co 06(サブコンパクトSUV)」、「Lynk & Co 07(コンパクト7シーターSUV)」、そして今回80万台目の車両となったミドルサイズSUV「Lynk & Co 09」を発売済み。
Lynk & Coはさらなる拡大を計画中
そしてこういった急激な展開(6年で7車種)に加えてLynk & Coはさらに車種を増やしてゆくといい、2024年までにラインナップの60%をEVとし、2025年までに同社のモデルファミリーを完全に電化する予定を持っています。
なお、80万台農地多くはここ数年によって達成されたもので、実際のところ今年1~9月の間には123,500台を販売し、販売台数は「うなぎのぼり」となっているようですね。
ちなみにですが、Lynk & Coの販売を後押ししているのは「サブスクリプションサービス」だといい、これは車両そのものを(トヨタのKintoのように)サブスクにて購入するもの。
とくにヨーロッパにおいてこのサブスクの人気が高いといい、「Lynk & Co 01」だと90%~95%がサブスクにて購入されているようですね。
ぼくは「Lynk & Co 01」「Lynk & Co 02」しか実車を見たことはありませんが、なかなかの存在感があるのは間違いなく、正直言って「人目をひくクルマ」。
これが中国車でなければ購入を検討するだろうな、という魅力を持っていると思います。
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参照:Lynk&Co