■駄文(日々考えること)

フェラーリ買ったらよく「どうしたらスーパーカー買えますか」という質問を受けるようになった。多くの人は「すでに自分はスーパーカーを買える」ということに気づいていない

フェラーリ・ローマ

| 自分の可能性を制限しているのは、他ならぬ自分自身である |

実際のところ、誰にでもスーパーカーを購入できるチャンスはある

さて、スーパーカーを購入すると、よく頂くようになるのが「どうすればスーパーカーを購入できますか」というお問い合わせ。

そういった場合、ぼくは往々にして「普通の稼ぎがあり、あとは情熱があれば誰でも買える」と答えるようにしています。

これについて嘘偽りはなく、実際に今までにも何度かローンの支払い等において検証してきたとおりで、たとえ手持ち資金が乏しかったとしても、残価設定ローンなど様々な手段を駆使すれば、普通のクルマを購入するのと大差ない範囲の支払い負担にてスーパーカーを購入することが可能です。

加えて、近年のスーパーカーはメンテナンスパッケージが付与されているために維持費が非常に安く(普通のクルマよりも安い)、そして売却価格もどんどん高くなっているため、ぼくとしては「現在は、今までにないほどスーパーカーを買いやすい時代になった」とも捉えているわけですね。

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では、なぜスーパーカーを買わないのか

こういった状況にもかかわらず、じゃあなぜスーパーカーを買わないのかというと、「自分がスーパーカーを購入できるとは思っていないから」、そして「スーパーカーを購入しない理由を探しているから」。

そこでまず「自分がスーパーカーを購入できるとは思っていないから」ということについて考えてみると、これはまず「スーパーカー=お金がないと買えない」というステレオタイプな思い込みから来るもので、自身の収入とスーパーカーの価格を比較して「こりゃ無理だわ・・・」となってしまうんじゃないかと考えています。

たしかにこれは十分に理解できるのですが、別にスーパーカーを購入するからといって、「その金額すべてを払う」必要はないわけですね。

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とりあえず買ってみて、気に入らなかったり、ローン残金を支払えなくなれば「売ってしまえばいい」わけで、これはたとえばロレックス・デイトナをローンなりクレジットカードなりで「まず」購入し、引き落としの前に売り払ってしまえば「何も支払わなくてもいいし、むしろ売却益が出ている」という状況に例えられるかもしれません。

一般に日本人は責任感が強く、よってその金額のモノを購入するならば、その全額を支払うだけの能力が必要であると考えがちですが、実はそうではない、とぼくは認識しています。

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多くの人は自分の可能性を信じていない

ちょっと話は変わるものの、ぼくが良く使う「飲食店をオープンさせる際の考え方」という例えがあって、たとえば日本の典型的な考え方だと、飲食店を開くならば、自分がそれにふさわしい技術を持つ料理人でなくてはならないというものがあり(そしてそれを周囲も信じ切っている)、よって何年も飲食店で修行し、技術を身につけてからオープンさせる人が多いんじゃないかと思います。

しかしながら欧米(中国も)の場合、飲食店を開こうと考えると、自分が料理人である必要があるとは考えず、「自分が料理できないなら、料理を出来る人を連れてくればいいじゃない」と考えて料理人を雇うわけですね。

よって、自分が飲食店に関していいアイデアやコンセプトを持ち、それを実現しようと考えたならば、それを可能とする人を見つけてきてさっさとビジネスを始めることになり、典型的な日本スタイルの人が30-40歳くらいで自分の店を持つのに対し、欧米の若者は20代でも店を持つことが可能になるのだと思います(重要なのは技術を身につけることではなく、自身のアイデアを実現させようとする情熱である。飲食店を開くのに料理人であることは役立つけれど必須ではない)。

もちろんこれは一般論であり、日本人でもすぐに行動を起こす人もいて(最近はずいぶんそういった人が増えたと思う)、逆に欧米人でもなかなか一歩を踏み出すことができない場合も。

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そしてこれもぼくが引き合いに出すことが多い、パウロ・コエーリョ著「アルケミスト」に出てくる(旅に出ることを迷う少年に対して賢者が言う)一節で、つまり、多くの人は、それが実際に(いつだって)できるのに、そのことに気づいていないんだけなんじゃないかと考えているわけですね。

「あそこにパン屋がある。あの男も子供の頃は旅をしたがっていた。しかし、まずパン屋をしてお金を貯めることにした。そして年をとったらアフリカで一ヶ月過ごすつもりだ。人は、自分の夢見ていることをいつでも実行できると、あの男は気づいていないのだよ」。

そうやって、人は「スーパーカーを購入するにふさわしい自分になる」という幻想に時間を費やし、やがてはそのまま年を取り、若くしてスーパーカーに乗っている人を見ては「親が金持ちだといいよな・・・」と考えてしまうのかもしれません。

要は、「買おうと思えるのに、自分では”買えない”と思い込んでいる」だけ、ということになりそうです。

ランボルギーニ・エッセンツァSCV12
よく受ける相談のひとつ「自分のような人間がスーパーカーを購入してもいいものか」。スーパーカー購入に資格は必要ナシ、スーパーカーを買えばそれにふさわしい自分になる(とボクは思う)

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そしてぼくは、「スーパーカーを買うならばすぐに買ったほうがいい」とも考えており、その大きな理由は「昨今のインフレで、どんどん価格が上がっているから」。

加えて、セカンダリーマーケットにおける価値の向上を目的として各スーパーカーメーカーが「多品種少量生産」へと移行し、かつモデルライフが短くなってきているという現状があり、数年前のように「いつでも注文できる」という時代が過ぎ去っているわけですね。

これによって現在のスーパーカー市場はちょっとした混乱を招いており、「本気で買おうと思うならば、今すぐ注文を入れないと、どんどん価格が上がり、しかも一瞬で売り切れてしまって注文できなくなる」状態となっています。

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「スーパーカーを購入しない理由」を探す人も少なくない

そして「スーパーカーを購入したい」という相談を受け、そしてなんどかやりとりをしているうちに感じることがあるのが「スーパーカー購入の意志はあるものの、購入に及び腰になっていて、買わない理由を探してるんじゃないか」と思えるケースがあること。

「ライバルメーカーから新型が出る」「モデルライフ末期だから」「中古相場が下がっているから新車で買うと値下がりが心配」といった理由にて購入を決めることができない場合が多く、スーパーカーを購入できるだけのお金を持っていて、その気になればすぐに購入できるはずなのに、購入に踏み切れないといった人々も少なからずいて、変化を求めつつも、実際に変化が目の前に迫ったとなると(そのチャンスを掴める状況になったとしても)、その変化を受け入れることに戸惑いと恐怖を感じるのかもしれません。

かくいうぼくも、たとえそのクルマを購入できるだけのお金を手にした場合であっても「本当に買っていいのかコレ・・・」と思うことがあり、よて「それまでに経験したことがない金額のモノを買う」ということにつき、”得体のしれない恐怖”を感じることについては十分に理解ができます(さらにそれが、スーパーカーという、日常生活にはまったく役に立たず、買わなくて済むモノであればなおさらである)。

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加えて、「宝くじが当たったらスーパーカーを買う」という人は多々いるものの、実際に「宝くじで5000万円当たったとして」その5000万円をスーパーカーに突っ込める人はごく一部だとも考えており、これはスーパーカーがそのオーラとともに放つ「心理的障壁」だとも捉えています(どんなにそのクルマが欲しかったとしても、その金額のクルマを買うとなると、絶対に迷いが生じるはずだ)。

ただ、これも人生におけるひとつの通過儀礼のようなものだと考えていて、やはりぼくの考える基本的思想のひとつ「その金額を使えない人は、その金額をそもそも稼ぐことができない」が示す通り、たとえ借金であっても、それだけの金額のモノを買うということがその人のスケールを「そのレベルまで」引き上げることになるのだとも考えています。

逆に、いかにお金を持っていても、そのお金を使うことができなければ(お金を持つ)意味はないとも考えていますが、お金は「使ってなんぼ」「回してなんぼ」だとも考えているわけですね。

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ちなみにですが、(ドラゴンボールではなく西遊記には)孫悟空が筋斗雲を手に入れて自由に空を飛び回り、世界の果てまで来たと思ったときに大きな柱に行き当たり、そしてその柱はお釈迦様の指であって、つまり孫悟空が飛び回っていたのはお釈迦様の手のひらの上でしかなく、己の世界の狭さ、お釈迦様の偉大さに触れるに際してお釈迦様に仕えるようになったというくだりがあります。

ただ、ぼくは、子どもの頃にその話を読んだとき、せっかくそれだけの能力を手に入れ、たとえ手のひらの上といえども「その端」にまで来たのなら、なぜそこから先に出ようとしなかったのかと不思議に思ったことも。

外に出ることが出来るだけの能力を手に入れたにもかかわらず、それをしようとしなかったのは、もしかすると「外に出たくなかった」のかもしれないと考えることもありますが(外に出てたら西遊記が成立しない)、ぼくは自分の人生を種銭とするギャンブラーなので、「恐れるな」と自分にいいきかせつつ、これからも挑戦を続けたいと考えています。

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