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新型スープラには「GRMN」モデルも登場。アプリでアロンソの走りを「ゴースト」として再現も

2018/06/20

| 新型スープラにはハードコアな「GRMN」モデルも |

トヨタ・スープラの開発責任者でもあるトヨタのスポーツ車両統括責任部長、多田哲哉氏がスープラについての新情報をMotoring Researchのインタビューにてチョイ出し。
これによるとトヨタは「(トヨタブランドで販売するものとは別となる)GRブランド独自モデルの販売を考慮しており、GRスーパースポーツ・コンセプト市販モデルの他にも”独自モデルがある”」とのこと。

スープラGRMNはやはり限定?

さらにそれはスープラの「GRMNモデル」になるとも語っており、つまるところ新型スープラには「ハイパフォーマンスモデルがある」ということに。
インタビューにおいては新型トヨタ・スープラと新型BMW Z4はエンジンやトランスミッションをシェアすることになると認めているものの、前出の多田哲哉氏は「両者の性格は全く異なる」とも。
「そのクルマがどういったフィーリングを持つのかはそれぞれの自動車メーカーが決定する。新型スープラとBMW Z4は完全に異なるサスペンション、そしてソフトウエアを持つ」と語っており、これまでも事あるごとに「新型スープラはリアルスポーツ」だと主張していますね。
そんなスープラですが、そのさらにハイパフォーマンス版が登場するとなると相当に刺激的なクルマであるのは間違いなさそう。

なおトヨタはリブートしたGRブランドについて新たなヒエラルキーを構築しており、一番下が「「GR PARTS」、その上が「GR SPORT」、そのまた上が「GR」、そしてトップが「GRMN」。
今回新たに話の出てきた「GR専売スープラ」には「GRMN」の名称が与えられるとのことなので、つまりはGRブランドの頂点としての登場となりますが、86GRMNやヴィッツGRMNのように「かなり特別」なモデルとなりそうですね。

もうひとつ、面白い話として出てきたのが「サーキット専用アプリ」。
これは各サーキットにおいて「自分の走行と、同じサーキットをアロンソが走ったときのタイムやラインと比較できる」というもの。
要は「ゴースト」のような機能だと思われますが、サーキットを走る人にとっては「たまらない」アプリだと思います。

現時点では標準モデルのスープラについての情報すら不明瞭ですが、スープラ掲示板によれば「BMWの3リッターターボエンジンを使用(335馬力)、0-100キロ加速は4.5秒、重量は1497キロ、価格は63,500ドルから、とのウワサ。
なお標準モデルのスープラにも「GR」バッジが付与されるとのことで、車名に「GR」が入るかもしれませんね。

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