米にてテスラが断崖絶壁から153メートルも落下する事故！クルマは原型をとどめないほど破壊され、しかし乗員4名は奇跡的に一命を取りとめる【動画】

｜　どう見てもこの状態で生存者がいるとは思えないほどの潰れっぷり　｜

文字通り乗員は生きた心地がしなかっただろう

さて、カリフォルニア州デビルズスライド（いかにも恐ろしい地名である）なる断崖絶壁からテスラが153メートルを落下して跡形がなくなるほど破壊されるものの、乗っていた4人はなんといずれも一命をとりとめたという報道。

見て通り「かろうじてそれがクルマであった」ことはわかるものの、もはや車種が何なのか（モデルSかモデル３だと思われる）は特定できず、そしてこの破損度合いを見るに「到底乗員が生き残っているとは」思えないほどの状態です。

その事故はこうやって起こった

このデビルズスライドの上にはハイウェイ1号線が走っており、その下がこの絶壁ということになりますが、目撃者によれば、このテスラは1号線にあるトム・ラントストンネルを猛スピードにて走行しており、トンネルを出たところで車両を制御できなくなって崖の下に落下したもよう。

この一部始終は目撃者によって確認されていて、幸いにも目撃者が通報を行ったために早期救助活動が可能となったことは間違いなく、もし目撃者がいなければそう簡単にこの車両が見つかるとは思えず、最悪の事態となっていたかもしれません。

このテスラには大人2人、子ども2人の合計4人が乗っており、大人のほうは重症だと報じられているものの、子ども（4歳と9歳）のほうは「軽度から中等度」のケガで済んだと報じられているので、これは救助にあたった隊員が言うように「奇跡」以外の何ものでもないのかもしれません。

なお、この事故は純粋にドライバーのコントロールミスであり、テスラの自動運転機能に問題があったわけではないことがすでに確認されているようですね。

その救助は困難を極める

画像でも分かる通り、このテスラは文字通り「崖の一番下」まで落下しており、そして周囲には道がないため現場にたどり着くのは非常に困難。

よって救助にはヘリコプターが駆り出され、大規模な展開が行わることとなっていますが、救助隊員の安全も確保せねばならず、まずは綿密な計画が立てられた、とのこと。

なお、驚くのは、同様の事故が少なくない頻度で発生していると報道されていることで、しかし生存者がいるというのは奇跡に近いとも。

ただ、同じような事故が頻発するようであれば、現場にてなんらかの対策を行う必要があるものと思われ、今回の事故を機になにかの変化があるのを期待したいところですね。

テスラの落下事故と救助活動を報じる動画はこちら

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参照：Teslarati