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ボクは道に迷うことや遠回りが苦にならない。むしろ知らない道や知らない土地に迷い込み、そこで自分を待ち受ける「新しいこと」のほうに興味がある

ボクは道に迷うことや遠回りが苦にならない。むしろ知らない道や知らない土地に迷い込み、そこで自分を待ち受ける「新しいこと」のほうに興味がある

| 予定外に起きたこと、遭遇したことこそに大きな価値が見出されることが少なくはない |

そしていつも、「予定外」を楽しめる心の余裕をもって行動したいところである

さて、多くの人が道に迷ったり遠回りをすることを嫌がると思いますが、ぼくは気が短い割にはそういったことが気にならず、むしろそれを楽しむ傾向すらあります。

そして待ち合わせの時間に目的地へと着くためには「迷う時間」も入れて計算するようにしていて、つまりぼくの場合は「迷ったり遠回りすること」も予定の一つとなっているわけですね。

なぜボクは迷うことや遠回りを気にしないのか

たしかに目的地に着くには最短距離を通ったりいつも通りの慣れた(不確定要素がない)道を通ったほうが効率的で確実かもしれませんが、ぼくはそれでは「面白くない」と考えていて、というのも今までに通ったことがない道や、通るはずがなかった道にこそ面白い発見が潜んでいるんじゃないかとも考えているから。

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実際のところ、道に迷ったりしたときに美味しいレストランやカフェを見つけることも少なくはなく、ずっと前(たぶん1990年代なかばだったと思う)に西宮の住宅街に迷い込んでふと見つけたレストランが「ドスシバリス」。

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これは当時珍しかったスペイン料理レストランで、店構えがオシャレだったのでふらりと立ち寄ったのですが、非常に料理が美味しく(まだ日本には少なかったエスプレッソマシンを入れており、エスプレッソの美味しさは格別だった)、かつスタッフの方々が非常にフレンドリーだったため、ぼくはすぐに常連となったわけですね。

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ただし残念なことに、マンション建設のために立ち退かねばならずに閉店してしまい、その後1998年に同店の料理長が開店したのが「エルポニエンテ」。

現在は大阪に三店舗を構えていて、お店ごとに微妙に雰囲気と料理が異なり、しかしいずれのお店もぼくのお気に入りです。

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そしてこうやって美味しい料理を今日でも食べることができるのは「あのとき道に迷ったから」で、もし道に迷わなかったり、あるいはいつもどおりの道を通っていたならば、ぼくは一生このお店を知ることがなかったのかもしれません。

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そういったこともあって、ぼくは「道に迷う」「遠回りする」「知らない道を通る」ことに抵抗はなく、そのような場面に直面したとき、むしろ「どんな新しいことが自分を待ち受けているんだろう」と考えてみたりするわけですね。

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