
Image:LEXUS
| レクサスは新型EVを「グローバル・フラッグシップ」と表現している
もしかするとLSは「クラウン同様」クロスオーバーへと進化するのかも
さて、現行型のレクサスESが登場してから早7年が経過しており、2021年と2024年にフェイスリフトはあったものの、そろそろフルモデルチェンジが待たれるタイミングです。
そしてついに次期型ESのワールドプレミアが2024年4月23日、中国・上海モーターショーで開催されることが決定し、今回レクサスがいくつかのティーザー画像そして動画を公開することに。
これは「マイチェン」ではなく、完全なフルモデルチェンジ
レクサスは新型ESを「オールニュー」と表現しており、外観・内装・メカニズムすべてにわたって刷新される見込みですが、すでにSNSやティーザー動画で断片的にその姿が明らかになってきています。
デザイン:EVのRZを彷彿とさせる先進フォルム
まずティーザー画像から読み取れるデザインのポイントは以下の通り。
- 電動SUV「Lexus RZ」に似た、未来的で洗練されたスラントルーフ
- ナイキのスウッシュマークのようなLEDデイタイムランニングライト
- フルワイド形状のリアライトバーで視覚的なワイド感を強調
- サードブレーキランプはリアガラス下部に配置 ⇒ 伝統的なセダン形状を維持
- グロスブラックのボディアクセントやマルチスポークホイールなど、スポーティさもプラス
パワートレイン:「高度な電動化技術」=ハイブリッド or PHEV?
技術仕様はまだ明かされていませんが、レクサスは「高度な電動化技術」を採用すると予告。
ティーザー画像/動画にはフロントフェンダー上の充電ポートらしきキャップが映っているため、プラグインハイブリッド(PHEV)仕様が登場する可能性も高そうです。
もちろんレクサスの定番、HEV(ハイブリッド)もラインナップされ、高い競争力を誇ることとなるものと思われます。
内装&快適性:「静粛性と乗り心地」がさらに進化
レクサスの特徴である「上質な静粛性と快適な乗り味」もさらに進化すると示唆されており、新型ESでは”より厚い遮音材”や新型サスペンションなどを導入し、ワンクラス上の快適性を追求しているようですね。
また、中国市場でのデビューが最初となることから、リアシートの足元空間(ホイールベースの延長)についても重視される(拡大される)と予想されます。
「グローバル・フラッグシップ」モデル…LSの立場は?
レクサスは新型ESを「グローバル・フラッグシップモデル」と位置づけており、これが意味するのは単なる“上級セダン”ではなく「最上級」ということ。
よって気になるのは、さらに上位のLS(現行型は2017年登場*の今後ですが、もしかすると、新型ESが実質的にLSの後継ポジションを担う(LSは廃止される)可能性すらあるのかもしれません。
もし「そうであれば」新型レクサスESは、単なる「ミッドサイズセダンの正常進化」ではなく、レクサスの未来を示す新しい象徴として登場することになりそうで、その進化は「LSの代替」として機能するレベルにあり、これまでのESのイメージを超える、新たなラグジュアリーセダンの誕生だということになりそうですね。
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