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2025年1月の登録状況。全体では前年比107%、もっとも伸びたのはマクラーレンの186%、もっとも減ったのはBYDの20%

BMW

| BYDはニューモデルの投入によってどこまで販売を回復できるのかに期待がかかる |

今のところ「ジャーマンスリー」は比較的好調に推移している

さて、日本自動車輸入組合が2025年1月の国内登録状況を公開。

全体的な数字だと前年同月の13,643台に比較し14,694台が登録され107.7%の伸びとなっていますが、これにもっとも大きく貢献したのはBMWの「151.6%」。

もちろん他にも大きく伸びたブランドはあるものの、全体に影響を与えるほどの販売規模を持つとなるとBMWが「いちばん頑張った」という印象です。

なお、BMW含めてメルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲンといった「おなじみトップ4」はこぞって前年比を超えており、これらが全体の数値の改善に貢献したということもわかります。

2025年1月の国内輸入車登録台数はこうなっている

そしてこちらが2025年1月の登録台数ですが、目を引くのは快進撃を続けてきたBYDの登録が「前年比21.2%」と極端に落ち込んでいること。

これは「需要が一巡した」と考えることが可能ではあるものの、BYDは国内に多数のディーラーを展開しており、月によってはそれらディーラーに「大量に試乗車が配備され」、もちろんそれらも登録台数にカウントされるため、もともと月単位での浮き沈みが大きなブランドです。

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逆に「もっとも伸びた」のはマクラーレンの「186.7%(28台)」で、同じスーパーカーセグメントだとフェラーリが90.5%(67台)、ランボルギーニが106.7%(67台)。

なお、フェラーリは(決算発表を見るに)今後販売台数を大きく増やす計画を持たないように見え、しかしランボルギーニは「フェラーリに追いつけ、追い越せ」なので、もしかすると今年辺りにはランボルギーニがフェラーリの販売台数(ワールドワイド)を抜くことになるのかもしれませんね。

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参照:日本自動車輸入組合

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