| 各自動車メーカーのデザイン的特徴は反映されていないようだが、「AIの考えるブランドイメージ」を見て取ることができて面白い |
やはり日本は全般的に「ハイテク」だと認識されているようだ
さて、「AIが自動車ブランド各社を戦士化してみた」画像を紹介するシリーズ第二弾。
前回は主に欧州の自動車メーカー、そしてスポーツカーメーカーやハイパーカーメーカーを織り交ぜて紹介しましたが、それぞれうまくブランドのイメージを再現しているもの、拠点(国)やブランドの性質をよく表現しているものもあり、非常に興味深い作品となっています。
そこで今回は主に「アジア」「アメリカ」の自動車メーカーの「戦士」たちを紹介したく、まずトヨタだと上の画像のような感じで、日本らしい「赤」が使用され、忍者を思わせる刀を背負っています(誠実そうだ)。
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AIが自動車ブランド各社のイメージを「擬人化」かつ「戦士化」。ポルシェやアウディがとんでもなく冷酷で強そうに、フェラーリはデッドプール風、ランボルギーニは?【動画】
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そのほかの日本の自動車メーカーの「戦士」たちはこんな勇姿
そしてこちらはホンダ。
やはりレッドを使用していますが、レッドはホンダにとって特別な色で、というのも「日本で最初にレッドのクルマを発売したのはホンダ」だから(信じられないが、当時は法律で赤い車を発売できなかった)。
パワープロダクツ(耕運機など)、そして公式色鉛筆(もちろん赤しかない)もレッドですね。
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日本で初めて乗用車に「レッド」を採用したのはホンダだった。2001年に正式に「ホンダレッド」としてコーポレートカラーにも用いられるようになった経緯とは
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そして三菱もレッド(この戦士は刀ではなくバトルアックスを持っている)。
戦国武将の鎧を連想させるアーマーがナイスです。
そしてマツダもレッド(ソウルレッドクリスタルメタリックではない)。
意外なことですが、AIは「日本の自動車メーカー」を擬人化するに際し「忍者」「サラリーマン」をモチーフとしていないもよう(サイバーパンク黎明期、ウイリアム・ギブスンの小説には日本の象徴のひとつとして”さらりまん”が登場したものだが)。
日産は日本の自動車メーカーの中では唯一のオールホワイト。
スズキの戦士は若く、そして素早い動きで敵を翻弄しそうな感じ。
やたらカッコいいのがスバルの戦士(この矢は百発百中であろう)。
そしてこちらはアキュラ。
レクサスに・・・。
インフィニティはヴィラン風。
こうやって見ると、全体的に「日本」はAIにとって「レトロ」よりも「未来」として捉えられる存在なのかもしれませんね。
そのほかの自動車メーカーの「戦士」はこんな雰囲気
そしてここからは日本以外の自動車メーカーの戦士たちを見てみたいと思いますが、こちらはヒョンデ。
ヒョンデの高級ブランド、「ジェネシス」はややレトロ(ちょっと悪そう)。
つまりAIはヒョンデとジェネシスを明確に区別し、ヒョンデのほうが「テクノロジー寄り」だと判断しているということに。
ちなみにSAIC(上海汽車)はこのままだと世界ナンバーワンの生産量を誇るまでに成長しそうではありますが、このCGもまた「無敵」っぽい印象です。
アメリカンブランドを見てみると、テスラはそのイメージどおりのハイテク系(空でも飛びそうだ)。
キャデラックの強烈なラスボス感よ・・・。
ハマーは「そのまんま(ハンマー持ってる)」。
ジープは戦士というよりはゲリラや生き残りのレジスタンスという感じですね。
ポンティアックはなぜか若々しいイケメン(すごく正義の騎士っぽい)。
リンカーンはなぜか中世の騎士風(”リンカーン”というブランド名はリンカーン大統領にちなんで名付けられ、リンカーン大統領にふさわしい高級車を標榜したブランドではあるが)。
フォードはハルクバスターみたいな感じで、これはFシリーズに代表されるヘビーデューティーなトラックのイメージを反映させたのかも(それでもちゃんと”ブルー”)。
ダッジはそのエンブレムを戦士化したという感じですね(とんでもなくタフそう)。
一方「未来的」でクリーンなのがクライスラー(かなり戦闘力が高そうだ)。
テスラの対抗馬、ルシード・モータースもかなり未来な感じ。
日本の自動車メーカー、そしてアジア/アメリカの自動車メーカーを「擬人化」「戦士化」した動画はこちら
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