
| このロケーションにサービス、料理の内容を見るに「これで利益を出せるのか」と心配になることも |
大阪の中心地、そして最新の施設であるということを考慮すれば「破格」である
さて、ステーションホテル大阪の鉄板焼レストラン「瑞(みずき)」へ。
このステーションホテルはぼくが高く評価しているホテルであり、とくにレストランにおいては「高ポイント」。
その理由としては単に「コストパフォーマンスが高い」そして「雰囲気とサービスに優れる」からで、いまどきこういったレストランはなかなかないかもしれません。
-
-
コスパ抜群。大阪ステーションホテル29階、”豪華列車の食堂車”をイメージしたレストラン、「ザ モーメント グリル&ダイニング」へと行ってきた
| 正直なところ、この料理の内容と比較するとその料金は「安すぎる」 | 鉄板焼「瑞」とともに愛用したいところである さて、大阪ステーションホテルのロビー階(といっても29階)にあるレストラン、「ザ モ ...
続きを見る
ステーションホテル大阪の鉄板焼レストラン「瑞」ではこんなものを食べてきた
そこで今回「瑞」で食してきたものを紹介したいと思いますが、まずロケーションとしてはステーションホテルの29階にあり、広く大阪を見下ろすロケーション。
ヒルトンホテルやハービス大阪をも見下ろすポジションにあり、なかなかの「絶景」です。
そしてメニューは月替りとなっていて、ランチの場合は2日までに「要予約」となっていますが、いくつかのコースがあり、素材の高低というよりは「肉派」「魚派」「シーフード派」といった感じで、食べたい食材によってコースが設定されているという感じ(よって、フレンチのようにメインで”肉か魚か”を選ぶのではなく、コースによって食材が決まっている)。
そこで今回選んだのは「ガッツリ肉」コースの”Attentes”。
まずは「大阪タルト」ですが、これは大阪城を模した盛り付けがなされ、この石は実際に大阪城に使用されていたものなのだそう。
このステーションホテルはその名の通り「ステーション」を強く意識しており、この場所に建っていたJR大阪駅へのオマージュというる形で(大阪駅に使用されていた)枕木やその他様々な「廃材」を再利用しているのですが、この「大阪タルト」はより広く「大阪」へのオマージュということなのかもしれません。
そしてこちらは新玉ねぎのヴルーテ。
そして次は「明石の真鯛の炙り アスパラのデクリネゾン」。
ちなみに真鯛は目の前で「炙って」くれますが、この瑞は基本的に「カウンター席」での食事となり、シェフとのコミュニケーション、そしてシェフの技の披露がその魅力のひとつとなっています。
”Attentes”はガッツリと肉を食すコースである
こちらは「黒毛和牛 土佐の山塩と天城山の本山椒」。
焼き加減は「お任せ」で。
部位は希少なシャトーブリアンで、様々な薬味(なくなったら継ぎ足してくれる)とともにいただきます。
こちらは4種類の薬味。
大きな椎茸とネギに・・・。
そしてこちらはもうひとつ「神戸牛」。
メニューにはなかったものの、その日の仕入れ状態によって「最適な食材を」出してくれるのだと思われ、「肉が2種類」というのはなかなかに珍しいコースでもありますね。
ちなみに「おまけ」も少なくはなく、スタッフと会話してゆく中でスタッフはそれぞれの客の好みを探ってくれ、「(ワインのペアリングなどで)予定外の」ものを出してくれることもありますが、このあたりの「臨機応変な対応」も嬉しいところ。
こちらは「土鍋ご飯と雲丹とキャビア」。
雲丹は海苔とともに、そしてキャビアは圧縮された「キャビアバー」を御飯の上にすりおろして”ふりかけて”くれます。※ごはんは土鍋に入っているぶんだけ「おかわり」できる
さらには赤だしと香の物。
ステーションホテル大阪の鉄板焼「瑞」のデザートワゴンは驚異的である
その後は別室に移動してデザートをいただきますが・・・。
こちらのデザートワゴンに乗っているスイーツはすべての種類、量を選択可能。
「ほぼ全部」選ぶとこう。
コースにて提供される料理のボリュームが「大量」ではないのでデザートに回せる胃の容量が確保できている状態でもあり、ついついスイーツをたくさん選んでしまうわけですね(ぼくは甘いものには目がない)。
飲み物はコーヒー、紅茶、ハーブティーが用意されています。
ちなみに駐車サービスは4時間分付けてくれますが、これは昨今の「駐車料金高騰」に際して非常にありがたいサービスで、料理の内容やサービス、無料駐車券まで含めると、「トータルで非常にコストパフォーマンスに優れる」と改めて実感させられます。※金額としては安くはないが、得られる満足感としては非常に大きい
ステーションホテル大阪「瑞」での食事の様子を収めた動画はこちら
合わせて読みたい、関連投稿
-
-
ミシュラン一つ星、上海にて「成隆行蟹王府」にて上海ガニを食してきた。ぼくはこれまで上海蟹に対して否定的であったが
| ただし今ではすっかり上海蟹のファンである | 「成隆行蟹王府」では味のみではなく高いサービスの質も評価できる さて、上海を訪れたからには上海蟹をということで「成隆行蟹王府」へ。実のところこの時期( ...
続きを見る
-
-
NOT A HOTEL AOSHIMA(ノット ア ホテル 青島)でのディナー、そして朝食はこんな感じ。ディナーはシェフとソムリエが部屋に来てくれ調理・サーブしてくれることに
| まさかここまでの体験が用意されているとは | こんな体験は他のどこでも経験することができないだろう さて、NOT A HOTEL AOSHIMA(ノット ア ホテル 青島)宿泊記「最後」はその食事 ...
続きを見る
-
-
香港へ行ってきた(4)。「十三姨(Lady 13 Kitchen)」にてフォアグラ丼と蟹豆腐丼を食べてみる
| 香港の物価もずいぶん高くなってしまったが、それでも日本で食べるよりはずっと安価で気軽に食べることが可能である | このフォアグラの量は「かなりのレベル」でちょっと驚き さて、今回の香港旅行記「その ...
続きを見る