さすがはタフで知られるランドローバー・ディフェンダー！高速道路4車線をまたがって6回転するも乗員は無傷で生還【動画】

｜　それにしてもあの重いクルマがこれだけ派手に吹っ飛ぶとは　｜

やはりクルマはほんの一瞬でバランスを崩し、その後は制御不能になるということを再認識する必要がある

さて、ランドローバー・ディフェンダーというとタフなオフローダーの代名詞でもあり、007映画でもそのワイルドな走りを披露していますが、今回はフロリダのハイウェイにて、「道路を6回転もしながらバウンドし、しかし奇跡的に誰もが無傷であった」という動画が公開されています。

ランドローバー・ディフェンダーは先代のラダー・オン・フレームからモノコックへと変更されていて、しかし今回の事故そして事故後の状態を見るに、非常に頑強な車体を持っているということもわかり、モノコック化によって失ったものは実質「無い」と考えていいのかも（さすがにこの動画を見ると、モノコック批判派も何も言えないかもしれない）。

なお、ディフェンダーはユーロNCAPでは最高得点の5つ星を獲得しており、テストだけではなく現実の路上においてもその高い安全性を証明したということになりますね。

その事故はこうやって起こった

そこでこの事故の一部始終が他のクルマのドライブレコーダーに収められており、その様子を見てみましょう。

まずは右の方にハイウェイを優雅に走るランドローバー・ディフェンダー。

そしてトラックの陰に隠れたと思った数秒後、トラックの前から転がりながら飛び出してくるディフェンダーの姿が。

どうやらディフェンダーの左側の車線を走っていたマツダCX-5がハイウェイの出口を見落としており、しかしそれに気づいて急に車線変更を行い、ディフェンダーの前を横切ったためにディフェンダーが巻き添えを食ったようですね。

そして路上を縦ひねり、横ひねりにて何回転も中を舞い・・・。

さらには分離帯も飛び越え・・・。

そこでようやく（なんと4車線を超えて転がって）ストップ。

動画を見るとどう考えても乗員の運命は絶望的に見えるものの、これでもなんと乗員は無傷だったというので驚きです。

加えて、少ないながらも周囲には何台かクルマが走っており、しかしそれらとの接触もなく、クラッシュのあとには数台のクルマが停止して救助へと向かう様子も見られます。

それにしてもこれでディフェンダーの乗員が無傷というのは驚くよりほかありませんが、自動車の安全性は日進月歩であるということがわかる事故でもありますね。

早速このランドローバー・ディフェンダーがオークションに登場

そしてこのランドローバー・ディフェンダーにつき、さっそく事故車や廃車を専門的に扱うオークションサイトに登場して14,600ドルにて販売されており、しかしおそらく再利用できるパーツはほぼなさそうに見え、購入代金のモトを取れるのかどうかは不明です。

ランドローバー・ディフェンダーが激しく宙を舞う事故を収めた動画はこちら

あわせて読みたい、関連投稿

参照：New Defender Mods（Youtube）, Carbuzz