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アウディが第三の電動SUV「Q6 e-tron」の発表を予告。ポルシェ・マカンEVと多くを共有し、新世代に繋がるデザインをまとっての登場か

アウディが第三の電動SUV「Q6 e-tron」の発表を予告。ポルシェ・マカンEVと多くを共有し、新世代に繋がるデザインをまとっての登場か

| アウディのデザインは現在「変革期」にある |

現在アウディは北米市場を中心に電動モデルの販売を大きく伸ばすことに成功

さて、アウディが3月18日に新型EV、「Q6 e-tron」を発表すると予告。

現在公式Facebookおよびインスタグラムにてティーザー画像が公開されていますが、同社3番めとなるエレクトリックSUVについては「あなたの旅を盛り上げ、運転体験を刺激する」とあり、つまり”より長い走行距離や快適性と積載性、さらにはダイナミックなドライブフィール”を併せ持つと考えて良さそうです。

ティーザー画像からはそのシルエット、そして特徴的なヘッドライト(デイタイムランニングランプ)を確認することができ、先発のQ4 e-tron、Q8 e-tronに比較すると低く、そしてなめらかなプロポーションを持つように感じます。

新型アウディQ6 e-tronはどんなクルマに?

これまでに新型アウディQ6 e-tronの姿はなんどかスパイフォト/スパイ動画として出回ったことがあるものの、その詳細については未だナゾが多く、しかし使用されるプラットフォームは新型ポルシェ・マカン(EV)と同じプレミアム プラットフォーム エレクトリック (PPE) アーキテクチャであると思われ、加えてエレクトリックコンポーネントの多くを共有すると考えられています(しかし同時に、マカンほどのパフォーマンスを与えられることはないと見られている)。

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そしてデザイン面については、アウディの(前任)デザイナーが「これからはややマイルドな方向へと向かうことになると思う」と発言した通り、今までのアウディが持っていた(鋭角的な)エッジや筋肉質なプレスラインが姿を消し、いくぶん低刺激なディティールを持つことになる可能性が大。

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一方、アウディは直近でデザイナーを入れ替えており、もちろん時系列的に考えてQ6 e-tronに新任デザイナーの意向が反映されているとは考えられないものの、この新しいデザイナーが今後同アウディの方向性を決めてゆくのか次第によっては、Q6 e-tronは「変化の間(はざま)に登場した」過渡期的モデルとなるのかもしれません(ただ、アウディについては、これまでの実績上、デザイナー個人の意向で大きくデザインが変わることはなく、会社としての方針が最重要視されているので、たとえデザイナーが交代したといえど、これまでとデザインが大きく変わるとは考えられない)。

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参照:Audi

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