>メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz/AMG) ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

メルセデスAMGが「1,000馬力を遥かに超える」ウルトラSUVを開発中とのウワサ。AMG専用設計を持ち、新次元のトルクベクタリングを有するとも

メルセデス・ベンツ

| メルセデス・ベンツは全ブランドにて「高利益製品」の展開を目指すと言われており、実際にこのSUVを発売する可能性は非常に高い |

まずはこのSUV、そしてAMG GT 4ドアクーペ後継となるEVの発売がなされ、その後に「スポーツカー」か

さて、メルセデス・ベンツにつき、つい先日「セダンとSUVとの奇妙なマッシュアップ」、マイバッハ・アルティメット・ラグジュアリーの開発をキャンセルしたという話が出たところではありますが、今回は「メルセデスAMGが(AMG専売用として)1,000馬力級のエレクトリックSUVを開発中」との報道。

これは新しく開発された次世代AMG専用EVプラットフォーム「AMG.EA」プラットフォームをベースにしているといい、つまり既存のメルセデス・ベンツのモデルとは関連性がない、正真正銘の「ブランニューモデル、かつ専用モデル」ということに。

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あたらしいメルセデスAMGのSUVはハイパワーなだけではなく「ラグジュアリー」に

なお、このメルセデスAMG専売SUVはハイパワーなだけではなくラグジュアリーさをも極めているとされ、ボディサイズはヴィジョンAMGコンセプトに近いと報じられているため、つまり「全長5メートル」クラスの大きなクルマとなることを意味します。

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よってライバルはロータス・エレトレ、そしてポルシェが発売すると言われるフラッグシップSUVあたりになるものと思われ、ハイブリッドではあるもののBMW XMの生息域ともオーバーラップしているのかもしれません。

さらにメルセデス・ベンツは利益率を向上させるために高価格製品を拡充する意向を持っており、よってこの新型SUVはマイバッハなみの高級さを備えることで価格を押上げ、そしてその価格を正当化するとも見られており、なにもかもが規格外のクルマとなる可能性が示唆されています。

ポルシェ
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そしてこの超高出力・超豪華なSUVはそう遠くない未来にコンセプトモデルとして示される可能性があるといい、このほかに報じられているのは「まったく新しいレベルの可変トラクション装備の可能性」。

もちろんこれについては情報がないものの、ポルシェが新型パナメーラで採用した「新型サスペンションとトルクベクタリング」同様のシステムである可能性も考えられ、メルセデスAMGは「電動化」を正当化するために「EVやPHEVでしか実現できない」機能を盛り込むことも考えられます。

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そして驚くことに、メルセデスAMGはドイツのジンデルフィンゲン工場にて、このスーパー(ウルトラ)SUVの生産に対応するための生産ライン変更を行っているといい、もしかするとAMG GT 4ドアクーペの後継モデルであるピュアエレクトリックセダンとの「兄弟車」として投入されることになるのかもしれませんね。

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参照:Autocar

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