| これまでのミニでボクがもっとも気になっていたのが「インテリアの質感の低さ」であったが |
新型ミニ カントリーマンではその部分が完全に払拭されたようだ
さて、前回は新型ミニ カントリーマンのエクステリアについてお伝えしましたが、今回はインテリア編。
エクステリアでは新デザイン言語「カリスマ・シンプリシティ」に従い”不要なものを取り除き、愛される要素のみを残す”ことで大きくパーツ点数を減らしつつ、そのディティールを深みのあるものとしていることを見て取ることができていますが、インテリアにおいてもその傾向が顕著です。
そしてその最たる例がミニのセンターメーターを進化させた「センターディスプレイ」で、これは世界初の円形有機ELを使用した直径24センチのインフォテイメントシステムそしてコミュニケーションハブ。
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新型ミニ カントリーマンのインテリアはこうなっている
そこで新型ミニ カントリーマンのインテリアを見てみたいと思いますが、インテリアに用意されるのは「Classic、Favoured、JCW」という3つのトリム。
展示車にはそのうちFavoured(フェイバード)が採用されており、そして特筆すべきは「レザーに見える部分はレザーではなくリサイクルポリエステル」ということ。
つまりはこういったシートや・・・。
ステアリングホイールのグリップ(かなり凹凸が大きい)もシンセティックレザーということですね。
シートのステッチにはツートンカラーが採用され・・・。
シート表皮はパーフォレイト。
シートバックには「MINI」文字が入るタブが縫い付けられています。
なお、このシンセティックレザーはその見た目、手触りともに「完全にレザー」。
ステアリングホイールにはクロスステッチ。
このファブリックのストラップは新型ミニのデザイン的特徴で・・・。
これはアームレストにも採用されています。
そしてこのアームレスト等に採用されるファブリック(テキスタイル)もまた新型ミニのインテリアにおける特徴のひとつです。
そしてダッシュボードだとこのファブリックの内側が「光る」という斬新な仕様。
助手席側も同様に発光する構造。
そしてドア内張にも同様のファブリック(ドアノブは縦型となっており、これはドアのアウタースキンに用いられる縦型のプレスラインとシンクロさせているのかも)。
センターコンソールにもこのファブリックが使用され・・・。
こちらはキー(けっこう大きい)。
物理スイッチはセンターコンソールと・・・。
ステアリングホイール上のスポークのみ。
フロントだとダッシュボードとドアインナーパネルのカラーがグラデーションにて変化し・・・。
リアのドアインナーはシートカラー同色。
なおシートサイドのスイッチや・・・。
ウインドウコントロールなどはBMWとの共通パーツだと思われます。
その他の画像はFacebookのアルバム「新型ミニ カントリーマン|MINI Countryman」に保存中。
新型ミニ カントリーマンを見てきた際の動画はこちら
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