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ポルシェがスタイリッシュな「ブラック・エディション」発表。タイカンとカイエンに特別仕様を設定、上質装備と個性を凝縮

ポルシェがスタイリッシュな「ブラック・エディション」発表。タイカンとカイエンに特別仕様を設定、上質装備と個性を凝縮

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| グッドウッドで初公開、ポルシェ「ブラック・エディション」がTaycanとカイエンに登場 |

「ブラック・エディション」はスタイリングのみではなく機能も「特別」

ポルシェが2025年モデルのタイカンとカイエンに対して特別仕様車「ブラック・エディション」を新たに設定し、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FoS)にて世界初披露する、とアナウンス。

このブラック・エディションは、外装・内装にブラックアクセントを多用しながらも、単なるデザイン限定車にとどまらず、充実した装備内容とカスタマイズ性の高さが特徴となっています。※ポルシェはこれまでにもスタイリングに特化した特別仕様車を発表してきたが、機能までもが変更される例は珍しい

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タイカン ブラック・エディションは航続距離が最大668kmに

まず、タイカン ブラック・エディションには、従来までオプション扱いだったパフォーマンス・バッテリー・プラス(105kWh)が標準装備。

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これにより、例えばタイカン ブラック・エディション スポーツセダンの最大航続距離は668km(WLTP値)に向上し、これは標準モデル比で76km(約12%)の増加にあたります。

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ボディバリエーションはスポーツセダンとスポーツツーリスモの2種で、さらには駆動方式やグレードも選択でき、パフォーマンス重視派にも実用性重視派にもフィットする構成となっているようですね。

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カイエン ブラック・エディションは高級感が段違い

カイエンでは、SUVボディとクーペボディの両方でブラック・エディションが設定され、S E-Hybridモデルにもこの特別仕様が用意されます。

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エクステリアでは、スポーツデザインパッケージ(S E-Hybridは標準装備)やハイグロスブラック仕上げのミラーやバッジ、ロゴ類が印象的。

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インテリアにはブラッシュド・ブラックアルミが施され、落ち着いた高級感を演出しています。

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ブラック・エディション専用装備一覧

以下の豪華装備が両モデルに標準装備され、この「ブラック・エディション」がいかにプレミアムかつラグジュアリーな仕様を持つかがわかりますね。

  • レーンチェンジアシスト
  • サラウンドビュー+アクティブパーキングアシスト
  • 21インチホイール+カラーポルシェクレスト付きセンターキャップ
  • HDマトリクスLEDヘッドライト(カイエンはスモーク仕様)
  • LEDドアロゴプロジェクター
  • フロント14ウェイ電動コンフォートシート(ヘッドレストにクレスト入り)
  • BOSEサウンドシステム+Dolby Atmos(Taycanはエレクトリック・スポーツサウンド付き)
  • ブラックスムースレザーインテリア
  • タイカンでは「Black Edition」ロゴ入りセンターコンソールバッジも標準装備
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ボディカラーや内装の選択肢も多彩

「ブラック・エディション」とは言え、(ロールス・ロイス”ブラックバッジ”同様に)ボディカラーはブラック限定ではなく、タイカンだと「シェード」カテゴリの各色(ジェットブラックM、ボルケーノグレーM、ドルマイトシルバーM、アイスグレーM)が無償で選択可能。

カイエンではクオーツァイトグレーM、バナジウムグレーM、カレラホワイトMなどのシックな色が選べるほか、さらに、「ペイント・トゥ・サンプル」や「レジェンド/ドリーム/コントラスト」シリーズからのカラーを選んでの注文も可能です。

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「ブラック・エディション」には、フロントドアの専用ロゴやイルミ付きドアシルプレート、専用キーセット&ケースなど、特別感を高める各アイテムが付属しますが、センターコンソール、ラゲッジマット、フロアマット、書類ケースなど(ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーによる)内装各所のカスタムオプションも選択可能。

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Image:Porsche

ポルシェが提供するコンフィギュレーター上では、リアルタイムでビジュアルを確認しながらパーソナライズの設定が可能となっており、いかにポルシェがこの「ブラック・エディション」に注力しているかもわかりますね。

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