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まるで戦闘機のようだ!フェラーリのエンブレムの由来となった「バッカラ伯爵機」っぽいカラーリングのモンツァSP1が公開

2021/08/21

まるで戦闘機のようだ!フェラーリのエンブレムの由来となった「バラッカ伯爵機」っぽいカラーリングのモンツァSP1が公開

| あるいは「未来から来た乗り物」のようにも見える |

実際には、このカラーリングが何を意味するのか公開されていない

さて、フェラーリが「限られたごく少しの顧客のために」展開するICONAシリーズ(アイコンの意味)。

これはフェラーリの持つ伝統と優雅さ、そして現代のテクノロジーを融合させた少量限定モデルですが、顧客を絞ることで「量産モデルでは実現できない」デザインや仕様・構造を実現しています。

その第一弾となるのがモンツァSP1/SP2で、SP1はなんと「1人乗り(シートあたりの車両価格がとんでもなく高い車。たしかに量産モデルでこれは実現できない)」。

限定台数はモンツァSP1/SP2あわせて499台となっており、すべての個体が顧客の意向にあわせた「オーダーメイド」となるため、二台として同じ仕様を持つ車両がないことが特徴です。

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まるで戦闘機のようだ

このフェラーリ・モンツァSP1のボディカラーは「Sanu Silver」と「Ardila Amarillo」。

前後ツートンという仕様ですが、けっこう「前後でカラーを分ける」フェラーリオーナーが多い模様。

ちょっと前に公開されたワンオフモデルのペア、「SP3JC」も前後で塗り分けた仕様を持っています。

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ただ、このモンツァSP1で特徴的なのはスピードスターカバーの「イタリアントリコローレ」。

それぞれカラーは「Verde Bandiera(グリーン)」「Bianco Abas(ホワイト)」「Rosso 70 Ano(レッド)」だと紹介されています。

そしてこのフェラーリ・モンツァSP1はその独特なルックスとも相まって「まるで戦闘機のよう」。

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なお、ぼくが思い出したのは、フェラーリのエンブレムの由来となった(と言われている)、イタリアの撃墜王であるフランチェスカ・バッカラ伯爵の搭乗していた機体。

これはアブダビのフェラーリ・ワールドに展示されていたものですが、フェラーリの跳ね馬=カバリーノ・ランパンテはこの機体から取られた、とも言われています。

実際のところどうなのかはわからないものの、もしかするとこのフェラーリ・モンツァSP1のオーナーはフランチェスカ・バッカラ伯爵機をイメージしたのかもしれません。

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つい先日、Shmee150氏が「モンツァSP1/SP2が33台も集まった」イベントをレポートしていますが、今回のモンツァSP1ほど特徴的なカラーリングを持つ個体はいないようですね。

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インテリアはクラシカル

そしてこちらはこのモンツァSP1のインテリア。

ヘリテージ「Testadimoro」レザーが採用され、クラシカルな雰囲気を出しています(ヘリテージレザーは日本だとさほど人気がないようだが、欧州では好んでチョイスするオーナーが多いように思える)。

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フェラーリのパーソナリゼーションプログラム「テーラーメイド」ではこんなことができる

なお、フェラーリのパーソナリゼーション (テーラーメイド・プログラム) は事実上「無限」のバリエーションを誇りますが、あまりにその選択肢が広いため、まずはカスタムの基準として「Scuderia(スクーデリア)、Classica(クラッシカ)、Inedita(イネディタ)」の3つが設けられています(これらの制限内に収まる必要はない)。

たとえば「スクーデリア」だと下記のように紹介されています。

レースは常にフェラーリのDNAの核心です。このプログラムは、ラバーコーティング・レザー、テクニカル・ファブリック、ケブラー、ハイテク・マイクロファイバー、カーボンファイバートリム、マット・サテン仕上げのメタルなど、レースで培った特別なマティリアル・シリーズで、フェラーリのDNAに敬意を表しています。

そして「クラッシカ」だとこんな感じ。

クラッシカは、マラネッロを象徴するGT車の特徴と機能を現代的に再解釈したコレクションです。気品あるエクステリア・カラー、クローム・ディテール、ビンテージ・レザー、ウール、カシミア、コーデュロイなどの歴史的要素を最新マティリアルや製造技術で現代に蘇らせました。

「イネディタ」はこんな感じ。

イネディタは、スタイリング、カラー、マティリアルに実験と技術革新の要素を導入した、その名(Inedita:前例のない)のとおりのコレクションです。オリジナル性が際立つこのプログラムでは、意図的に一歩先を行くスタイリッシュな未来に目を向けています。前例のない革新を積極的に取り入れようとするお客様に用意されている魅力的なオプションの一部にはデニム、大胆なレザー・カラー、サルトリア・スーツファブリック、ハイテク素材などがあります。

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