>フェラーリ

パワフルで、かつ軽く、通常のSF90ストラダーレの2倍のダウンフォース。フェラーリSF90 XXの試乗レビューが解禁される【動画】

パワフルで、かつ軽く、通常のSF90ストラダーレの2倍のダウンフォース。フェラーリSF90 XXの試乗レビューが解禁される【動画】

| フェラーリのスペシャルモデルの価格もついに1億円を超える |

もちろんそれだけの価値があるのは間違いなく、同時にパフォーマンスも飛躍的に向上

さて、フェラーリの最新限定スペチアーレ、SF90 XXのサーキット走行レビューが解禁に。

これは英国トップギアがフェラーリ本社併設のフィオラノ・サーキットを走らせた際のもので、車両を仔細に解説するとともに走行する様子が動画として公開されています。

フェラーリSF90 XXは「SF90ストラダーレのハードコア版」というポジショニングではあるものの、同時にサーキット走行専用プログラム「XX」における初の公道走行バージョンという性格も持っています。

Ferrari-SF90-XX (5)

フェラーリSF90 XXはこんなクルマ

そしてこのフェラーリSF90 XXを簡単に説明するならば「SF90ストラダーレよりもパワフルで、軽量で、よりエアロダイナミクスに優れたクルマ」。

搭載されるツインターボV8エンジンのコードネームは専用の「F154BF」となり、圧縮比が高められるなどの改良によって(SF90ストラダーレ比で)+30馬力を稼ぎ出し、エンジン単体では797馬力を発生することに。

Ferrari-SF90-XX (7)

エンジン本体で3.5kg軽くなっているほか、トランスミッションにおける変速ロジックが(デイトナSP3同様の)最新のものとなるなど、細かい変更もなされているようですね。

Ferrari-SF90-XX (9)

一方ハイブリッドシステムはSF90ストラダーレと変わらず、ガソリンエンジンとの組み合わせによって合計1,030馬力を発生させ、エレクトリックモーター(フロントに2つ、エンジンとトランスミッションとの間に1つ)のみで25kmの走行が可能となっています。

Ferrari-SF90-XX (11)

軽量化についてだとアセット・フィオラノ・パッケージを装着したSF90ストラダーレに比較して10kgしか軽くなっていませんが(1,560kg)、これは「もともとSF90ストラダーレが非常に軽い」ということ、そしてSF90 XXはハードコアモデルといえども快適性を犠牲にしているわけではないことがその理由だと思われます(一方、サーキット走行専用のFXX Kは1,155kgである)。

Ferrari-SF90-XX (8)

ちなみにインテリアだとカーボンファイバーが多用されており、基本的にはSF90ストラダーレのデザインを踏襲しつつも一部が変更され、たとえばドアインナーパネルはエクステリアに用いられる「3本スリット」を反映した構造に(そのルーツは250GTOにある)。

Ferrari-SF90-XX (4)

センタートンネルの構造もやや変更され「フロート」構造が顕著になっています。

Ferrari-SF90-XX (14)

フェラーリSF90 XXは「SF90ストラダーレの2倍のダウンフォース」を発生

エアロダイナミクスに関しては(外観の変更からもわかるとおり)大幅に手が入っていて、効率性、冷却性能、ダウンフォースなどすべての面でのアップグレードが行われ、時速250km/h時点で530kgという強力な数値を発生させます。

なお、この530kgというのはSF90ストラダーレの2倍に相当する数値であり、フロントでは215kg、リアでは315kgを発生するそうですが、この数値を見る限りでは、フロントが思いのほか(見た目よりも)大きなダウンフォースを発生するということになりますね。

Ferrari-SF90-XX (6)

ただ、マクラーレン・セナのダウンフォースは最大で800kgにも達するため、フェラーリSF90 XXをの530kgというのはそこまで大きな数字ではなく、もしかするとフェラーリはメカニカルグリップの向上に重点を置いたのかもしれません。

Ferrari-SF90-XX (2)

一方で効率性については「フェラーリのロードカーの中で最も効率的な空力を備える」といい、F1はじめ数々のモータースポーツからのフィードバックが反映されていると考えて良さそうです。

Ferrari-SF90-XX (2)

今回の試乗はサーキットのみにとどまるものの、テスターによると「思いのほか足回りがしなやか」だといい、(ガチガチではなく)ある程度のピッチ、ダイブ、そしてロールがあるもよう。

装着されるタイヤはミシュラン カップ 2Rだそうですが、これは(認証タイヤであるということを除いては)特殊なものではなく、ここは他のスーパーカーメーカーとは異なるところであり、フェラーリとしては「タイヤ(もしくは特定の要素に)に依存しない速さ」を目指したことも説明されています(つまりは車体全域にわたってのバランス、そしてアップグレードを考慮している)。

Ferrari-SF90-XX (10)

ただしその代償はけして小さくはなく、よって英国だとベースモデルのSF90ストラダーレの価格である37,600ポンド(約7000万円)に比較してSF90 XXは673,584ポンド(約1億2700万円)、SF90 XXスパイダーでは730,000ポンド(約1億3700万円)にまで跳ね上がってしまいますが、単に「パワーアップしただけ、ダウンフォースを増強しただけ、軽量化しただけ、足回りを固めただけ」ではないハイパフォーマンスモデルであり、その価値は十分にある、と断言して良さそうですね。

Ferrari-SF90-XX (13)

フェラーリSF90 XXをサーキットにて試乗する動画はこちら

あわせて読みたい、フェラーリSF90 XX関連投稿

じつはもう結構走っていた。フェラーリ本社を出入りする色とりどりのSF90 XX ストラダーレ / スパイダー、そして新型ハイパーカーが動画に収められる
じつはもう結構走っていた。フェラーリ本社を出入りする色とりどりのSF90 XX ストラダーレ / スパイダー、そして新型ハイパーカーが動画に収められる

| 発表直後にもうこれだけのフェラーリSF90 XX ストラダーレ/スパイダーが走っているのにはちょっとびっくり | これほどまでにフェラーリがニューモデルラッシュを迎えた時期は今までにないかもしれな ...

続きを見る

フェラーリSF90 XX ストラダーレ/スパイダーのカーコンフグレーター公開。内外装アクセントに「アッズーロ ディーノ」登場、ル・マン・レーサー「499P」と同じカラーも
フェラーリSF90 XX ストラダーレ/スパイダーのカーコンフィグレーター公開。内外装アクセントに「アッズーロ ディーノ」登場、ル・マン・レーサー「499P」と同じカラーも

| フェラーリ SF90 XXストラダーレ / XX スパイダーのオプションはほかのスペシャルモデルに比較するとやや多いように思える | アクセントカラーを含めると多種多様な選択があり、まさに無限の仕 ...

続きを見る

フェラーリ「SF90 XX ストラダーレ」「SF90 XX スパイダー」ついに発表。スペシャルモデルとXXモデルとの融合によって誕生した最強ロードモデル
フェラーリ「SF90 XX ストラダーレ」「SF90 XX スパイダー」ついに発表。スペシャルモデルとXXモデルとの融合によって誕生した最強ロードモデル

| フェラーリのロードカー最強となる1,030馬力を発生、さらに新機能「エクストラブースト」も | フロント先端ははよりプロサングエに近いデザインへ、テールランプはフェラーリ・ヴィジョン・グランツーリ ...

続きを見る

参照:Top Gear

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->フェラーリ
-, , , , , , ,