| 今現在、もっとも「来ている」フェラーリのボディカラーはグリーンである |
グリーンとゴールドとの相性は「非常に」いい
さて、フェラーリコレクターという肩書を自ら全面に押し出していることで知られるデビッド・リー氏。
同氏はいったんフェラーリから限定モデルの購入に「NO」をつきつけられ、フェラーリとの決別となるかと思われたものの、フェラーリとの関係性を修復し、その後限定モデルを手に入れる権利を回復しています(フェラーリから拒絶された際には地元紙でニュースとしても取り上げられたほど)。
そこで今回同氏が自身のYoutubeチャンネルに公開したのが”カスタム仕様”のデイトナSP3が納車される風景です。
このフェラーリ デイトナ SP3は「エクスポーズド・カーボン」エクステリアを持っている
このフェラーリ デイトナSP3において特筆すべきは「エクスポーズド・カーボンファイバー製の外装を持っている」こと。
この”織り柄が見える”エクスポーズド・カーボンは3台しか生産されていないといい、つまり現在デビッド・リー氏は「フェラーリにとって非常に重要な顧客だと」認識されている、ということに。
-
フェラーリがデイトナSP3の「テーラーメイド」カスタムモデルを公開。ボディはカーボンむき出しにクリアゴールド、内装はピスタチオという個性的な仕上がりに
| フェラーリのスペシャルモデルはどれだけ費用を投じてもカスタムするだけの価値がある | 一部オーナーはフェラーリにヘリテージを重視したクラシカルな仕上がりに、また一部は最新の素材や仕上げを用いた仕上 ...
続きを見る
なお、このカーボンファイバーは「クリアグリーン」にて仕上げられ、ホイールはゴールドというシックな仕様を持っており・・・。
フロントフードには(初めて見る)「SP3」という文字とライン。
インテリアにはタンが用いられているようですね。
驚くべきはエンジンルームにもクリアグリーン仕上げのカーボンファイバーが用いられていること。
同氏はフェラーリのF1マシンに加えクラシックモデルほか様々なレアカーを所有していることで知られますが、少し前には「イエローのスペチアーレ(288GT0、F40、F5,エンツォフェラーリ、ラ・フェラーリ)を集める」と宣言し実行している最中です。
つまり同氏は「ちょっと変わった」趣向を持つフェラーリコレクターであり、その方向性がこのデイトナSP3にもあらわれたのかもしれません。
-
米高名フェラーリコレクター、なんと288GTO、F40、F50、エンツォフェラーリを「レッドとイエロー」1台づつ揃える。その驚愕のコレクションを見てみよう【動画】
| これらスペシャルモデルすべてを所有するコレクターは珍しくないかもしれないが、レッドとイエロー「ペアで」揃えたコレクターは他にいないかも | それにしても恐るべき財力である さて、アメリカ西海岸在住 ...
続きを見る
なお、デビッド・リー氏は宝飾品と腕時計の販売にて財をなした人物で、「ロレックスの正規代理店の権利を取得した後、大きな成長を遂げた」とも。
そしてひとまずはガレージへと収容することとなり、今後様々なレビュー動画が公開されるものと思われます。
フェラーリコレクターにデイトナSP3が納車される様子を収めた動画はこちら
合わせて読みたい、フェラーリ関連投稿
-
フェラーリの「ブラックリスト」にはどういった人物が、どういった理由で入っているのか?そしてどうすればVIP認定を受けることができるのか?
| フェラーリは「販売する顧客」を選ぶことでそのブランドイメージを守っている | フェラーリはクルマを売っているが、それ以上に「ブランドを売っている」 さて、時々話題となる「フェラーリのブラックリスト ...
続きを見る
-
フェラーリが(おそらく初めて)エクスポーズド・カーボンボディを公開。現時点でこれを選択できるのは限定ハイパーカー、デイトナSP3のみ
Image:Ferrari | フェラーリは「非常に高いレベルの要望がある」としているものの、おそらくは限られた顧客しか選択が許されないものと思われる | ただし今後は他のモデルにも採用が拡大されるも ...
続きを見る
-
米フェラーリコレクターに同国初の812コンペティツォーネAが納車される。ボディカラーはカヴァルケード記念カラー「ヴェルデ・ヴォルテッラ」【動画】
| 日差しの強いアメリカ西海岸にこのボディカラーはよく似合う | もちろん内外装の仕上げはフェラーリ「テーラーメイド」 さて、アメリカ西海岸在住のフェラーリコレクター、デビッド・リー氏。同氏は中華圏か ...
続きを見る
参照:Ferrari Collector David Lee(Youtube)