| できれば「汚れない」のがベターであり、あらかじめ内装コーティングを行っておくと良い |
それでも簡単な清掃によって状態は大きく改善する
さて、フェラーリ・ローマのシートをかんたんにクリーニング。
ぼくのローマの内装は「クレマ(クリーム)」という薄い内装色を持っていますが、これがご推察の通り「汚れやすい」という課題を抱えています。
ただ、汚れやすいからといって明るいカラーの内装を避けて地味な内装色を選ぶのはぼくの主義に反しており、たとえ汚れやすくメンテナンスが必要であろうとも気に入ったカラーの内装を選び、汚れたならばメンテンスによってきれいに保つ、というのがぼくの考え方。
しかし「なるべく汚れないようにする」ということも重要で、よってこれから納車を迎える296GTBについては新車時に「内装コーティング」を行おうと考えています(ローマの場合、数ヶ月以内での売却が決まっているので、そこまでのコストをかけることができない)。
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フェラーリ・ローマの内装メンテナンスはこうやって行う
そこでフェラーリ・ローマの内装メンテナンスですが、今回は単純に「クレマ部分の汚れを落とす」というもので、使用するのはブレーキパーツクリーナーと柔らかいウエス。
レザーシートといえど(セミアニリンレザーなど染料をしようするものを除くと)結局は顔料を皮革の表面に塗って硬化させたものなので、極論してしまうと「ほとんどのレザーシートの表面は樹脂と同じようなもの」。
よってぼくはこういった「顔料を塗って仕上げた」シートについては塗装面や樹脂パーツと同じようにメンテナンスしており、特段「レザー用の」ケミカルなどを使用していないわけですね(むしろ一般的なレザー用メンテナンス剤は”染み込ませる”ように作られており、それらを塗ってもこういったレザーシートには染み込まず、ベタつくだけである)。
そしてブレーキパーツクリーナーをウエスに吹き付けてささっとレザーシートの表面を撫でるように拭いてゆきますが、この際に注意を要するのは「強くこすらない」ことで、強くこすりすぎてしまうとレザー表面の顔料を削り取ってしまうことがあるわけですね。
ちなみにですが、このローマのレザーは「スムース」つまり表面がなめらかなので問題はありませんが、表面にシボ(凹凸)のあるレザーだと”凹んでいる部分”に汚れが溜まる事があり、その場合はかえって逆効果になってしまいます。
そういった場合はブレーキパーツクリーナーではなく、水と洗剤、そして歯ブラシをもちいて「汚れをかき出すように」して洗いますが、これもやはり車体外装と同様のメンテナンス手法です(BMW i3の内装レザーがそうだった)。
そうやってささっと拭き上げてきれいになった状態がこちら(画像だとメンテナンス前後の比較がわかりづらい)。
ウエスにけっこう汚れが移っていることからも「汚れが取れている」ことがわかりますね。
今回はシート座面、背もたれ、サイドサポート、ドア内張り、センターコンソールなど「クレマ部分全体」を手入れしています。
フェラーリ ローマの内装を簡単にクリーニングしてみた動画はこちら
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