
| まさかフェラーリ296GTBの納車まで3年以上も待つことになろうとは |
こういった予想外の事態も含めてが「フェラーリの購入体験」である
さて、3年と26日も待ったフェラーリ296GTBがついに納車。
296GTBを注文したのは2022年3月23日で、予定だとそこから「2年くらい」で納車されるはずであったものの、様々な事情によって納車が「3年」までに伸びています。
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そしてこの納車待ちの間にインフレが進行してしまい、車両本体価格が3710万円から(納車前の最終支払時には)3939万円へと上ってしまったうえ、これにつられてオプション価格も値上がりしてしまったので支払総額も当初より大きく上がってしまって5147万円へ。
新車注文の場合、フェラーリの「支払額」は日本国内に車両が入ってきてディーラーへと入庫するまで「確定せず」、そして支払額は「入庫したときの価格」であり、よってオーダー時ととは異なる金額となってしまうのですが、つまりフェラーリを新車購入する場合はこの「値上がり分」を考慮しておかねばならず、納車待ち期間の不透明さ(ぼくの場合は期間が伸びたが、逆に短くなる場合もある)もまた「フェラーリならでは」ということですね。
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フェラーリの納車の儀はこうやって執り行われる
そこで今回の296GTBの納車の様子を紹介してみたいと思いますが、ぼくが296GTBをオーダーしたのは神戸のフェラーリ正規ディーラー、オートカヴァリーノさん。
そして当日のオートカヴァリーノさんのラウンジにはこういった感じで「納車を祝う」セットが用意されています。
ぼくのほうではルイ・ヴィトンにパーソナルオーダーをかけたトランク「コトヴィル」を持ち込み。
このコトヴィルには296GTBのイラストが描かれており、トランクの外側は296GTBの内装色「クレマ」、トランクの内装はボディカラーである「アッズーロ_ディーノ」を意識した仕様にて仕上げられています(つまりは車両と正反対の内外装を持つ)。
もともとこのトランクは296GTBの代金を「現金持ち込み」にて支払うという予定のもと用意したのですが、自分のお金にもかかわらず、金融庁の指導が入ったために現金(5000万円)の持ち出しができなくなってしまい、よって今まで出番がなかったもの。
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しかし今回はじめて、そして新しい役割をまっとうすることとなり、その役割とは「どら焼きの輸送」。
このどら焼きは創業100年以上の老舗和菓子店に別注をかけたもので、このために「跳ね馬(プランシングホース)」の焼印を新しく製作しています。※納車の際にはこのどらやきをスタッフの方々にぼくから手渡しにて配ることに
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その後はノンアルコールのシャンパンで乾杯し・・・。
車両や保証などの説明を受け・・・。
フェラーリ296GTB納車の儀は「ブルーづくし」
必要な書類に署名捺印していざ納車の儀へ。
ちなみに担当さんは納車の都度、そのクルマにマッチした衣類や小物を身に着けてくれ、納車の場を盛り上げてくれます。
その後は納車ルームに収められた296GTBをアンヴェール。
そして万雷の拍手の中で花束贈呈(花の色も車両に合わせてくれている)、そして記念撮影。
けっこう迷ったものの、結果的には「青いキャップ、ブルーとホワイトのTシャツ(ストライプが横方向)」というブルーつながりで臨むことに。
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その後は車両を確認し・・・。
操作に関する説明を受けて引き渡し完了。
なお、引き渡しを受けた後はそのままプロテクションフィルム施工とコーティングをお願いする煌(きらめき)さんへと入庫する手配を整えていたため、ぼく自身はまったく運転することなくオートカヴァリーノさんから煌さんの積車へ。
ここら数週間の作業を経てようやくぼくの手元に戻って来ることとなりますが、コーティングの施工状況などについては別途公開したいと思います。※実際にプロテクションフィルムの施工を行っていただくのはエーステックさんではあるが、煌さん経由で依頼している(そのほうが色々と安心だと判断したので)
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フェラーリ296GTBの納車の様子を収めた動画はこちら
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