| フェラーリはなにかとその世界観をぼくらに共有し、「ファミリー」としての認識を高めてくれる |
このキーボックスは「その品質の高さに驚かされる」ほどの出来栄えを持っている
さて、ようやく生産に入ったぼくの(2年8ヶ月前に注文していた)フェラーリ296GTB。
現在アプリ上では(合計3枚送られてくる生産中の写真のうち)2枚の写真が届き、「塗装が完了した」ところまでを確認できていますが、おそらくフェラーリは”リアルタイム”で画像を送ってきてくれているわけではないと思われるので、実際のステータスは「もうちょっと先」まで進んでいるのかもしれません。
そこで今回、この生産とは別に新たな進展があったのが今回紹介する「キーボックス」。※まずはフェラーリ296GTBを注文したフェラーリ正規ディーラー、オートカヴァリーノさんへと届き、それを引き取ってきた
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フェラーリを購入するとこんな「ギフト」が贈られる
フェラーリを新車でオーダーするというのは非常に特別な行為であり、そしてフェラーリはこの行為に対して一種の”恩返し”をしてくれるのですが、このキーボックスもその一つ。
フェラーリの新車オーダーから納車までのおおまかな流れとしては「オーダー→フェラーリにて生産の列に登録→生産開始→生産が開始されたのちにはアプリにて生産中画像の配信開始→キーボックスの贈呈→生産完了→出荷→自分の車両と同じ仕様を持つモデルカーの贈呈→納車(一部は前後する場合あり)」といった感じですが、今はこの「キーボックスの贈呈」段階というわけですね。
そしてこのキーボックスは立派な化粧箱に入っていて、中身(キーボックス)を取り出すとこんな感じ。
上半分はアクリル、下半分はカーボンファイバーによって成形され・・・。
パカっと開くとこう。
このアクリルはけっこう厚みがあり、しかし美しいアールがつけられています。
そしてこのアールは下側のカーボンファイバーのカーブと完璧にマッチ。
ヒンジ部はマット仕上げのアルミニウムっぽい素材で・・・。
内側から見るとこう。
カーボンファイバー、アクリル、そして金属という異なる素材が隙間なく組み合わせられており、フェラーリの車両同様、非常に優れた品質で製造・組み立てがなされていることがわかります。
フェラーリのキーボックスはこんなディティールを持っている
さらにこのキーボックスの細部を見てゆくと、まず内部はこんな感じ。
この右上には・・・。
フェラーリ296GTBのエンジンやボディタイプを刻んだプレート。
このプレートを取り外した底面や・・・。
その下の窪みにはフェラーリのプランシングホース(跳ね馬)。
そしてこの窪みには実際に自分のフェラーリが納車されたのち、キーを納める仕様となっています。
実際に納めるとこう。
そして左側の窪みには(現在)フェラーリのアプリの紹介などを記したカードが嵌め込まれていますが、実車の納車に前後して自分がオーダーしたフェラーリと同じ仕様を持つワンオフのモデルカー(ハンドメイド)が納品されるため、ここに(その台座ごと)パカっと嵌め込むわけですね。
ちなみに画像では暫定的にポルトフィーノ(1/43)を置いています。
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さらにこのトレーは取り外すことができ・・・。
やはり立派なカーボンファイバー製。
裏面はアルカンターラ張り、そして「MADE IN ITALY」の文字。
その下には「小物入れ」があり、これは前バージョンのキーボックスだと「葉巻入れ」に相当する部分。
参考までに前バージョンでは”湿気取り”も設置されていて、つまりは「納車されたら葉巻を吸え」ということを指し示していたのだと思われます(ハリウッド映画でよくあるように、全ての物事がうまく行ったら葉巻を吸うという古の習慣を重視したのかもしれない)。
ただ、最新バージョンのキーボックスでは、諸々の事情に配慮して「葉巻を勧める」わけにはゆかなくなったのかもしれません。
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ちなみにこのカーボンファイバーは美しい「織り目」を持ち、”繋ぎ目”が極力わからないように合わせられ・・・。
どうしても繋ぎ目が出る背面はこういった黒い帯で処理。
なお、カーボンファイバーとこの帯とは「ツライチ」になるように均されており、非常に手間がかかる職人技が反映されているということがわかります。
全体的に見て非常に高い質感を持っていて、フェラーリの納車に対する期待が「最大限に高まる」うれしい配慮だと言えそう。
フェラーリというとどうしても「(その購入に際してのハードルの高さゆえ)排他的」な印象がありますが、いったんその世界に入ってしまうと「顧客を家族として扱い、非常に大事にする」「フェラーリの世界観を存分に味わってもらう」べく、じつにきめ細かい配慮がなされているということがわかりますね。
フェラーリ296GTBの納車前ギフト「キーボックス」を紹介する動画はこちら
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