![新型シビック・タイプR(FL5)を見てきた!(後編)インテリアの質感が著しく向上、さらにどこからどうみてもタイプRであることを主張](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2022/09/Honda83.jpg)
| 新型シビック・タイプRのインテリアは高級に、シンプルに、そして使いやすく |
おまけに相当な開放感と余裕が感じられ、普段遣いでも不満に思うことはないだろう
さて、新型シビック・タイプR(FL5)を見てきたシリーズ、今回は第二弾。
実車に触れる前、オフィシャルフォトのみでしか新型シビック・タイプRを見ていなかったときは「ちょっとスリムすぎるんじゃないか・・・」と考えていたものの、実車を見たら「何コレ・・・」というくらいワイドだったのは前回お伝えしたとおりです。
全体的には、無駄なフェイクパーツや「ガンダムっぽい」と言われたエアロパーツが排除されることでストイックさが強調され、本物だけが持つ凄みそしてオーラが感じられるクルマに仕上がっているもよう。
今回は前回お伝えできなかった部分について紹介してみたいと思います。
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新型シビック・タイプR(FL5)はとことん本気
まずは新型シビック・タイプRのホイールですが、先代シビック・タイプR(FK8)に比較して1インチダウンしているものの、逆にタイヤ幅は2センチアップ。
ニューモデルにてインチダウンというのはかなり珍しい(しかも新型シビック・タイプRはダウンサイジングしているわけではない)と思いますが、もちろんこれはホンダが走り込んだ結果「このほうがいい」と判断したということになり、この異例の変更にはもちろん「計り知れない理由」がありそうですね。
ちなみにホイールはリバースリムを採用し、エアバルブは見たことがない形状(ホイール表面を這うようにして横に出ている)、そして国産車には珍しい金属製(アルミ製?)のエアバルブを装備しています。
![L1470881](https://live.staticflickr.com/65535/52335875939_6e0a399238_c.jpg)
フロントブレーキはブレンボ製、ディスクはフローティング構造です。
![L1470879](https://live.staticflickr.com/65535/52335578076_d4eeb2e712_c.jpg)
こちらはリアブレーキ。
ベルとディスク部との境界に当たる部分が削り込まれていて、これは軽量化を意図したものかもしれません(そうだとしたら”おそるべし”でもある)。
![L1470849](https://live.staticflickr.com/65535/52335579301_456ec737bd_c.jpg)
新型ホンダ・シビック・タイプRのインテリアはこうなっている
そしてここからは新型ホンダ・シビック・タイプRのインテリア。
標準仕様で「レッドとブラック」という刺激的なカラーリングを持っています。
![L1470982](https://live.staticflickr.com/65535/52335871459_b170bfc79e_c.jpg)
ステアリングホイールのグリップはブラックのアルカンターラ巻き、そしてレッドステッチ入り。
![L1470937](https://live.staticflickr.com/65535/52335813843_5abc2cdd8d_c.jpg)
センターパッドはかなり小ぶり。
![L1470923](https://live.staticflickr.com/65535/52334622482_e7a88a5ef9_c.jpg)
フロアはレッド、ペダルはアルミ製(かなり小さく、ペダルとペダルとの間隔に相当に余裕がある)。
![L1470904](https://live.staticflickr.com/65535/52335815248_9516e1f24a_c.jpg)
マットにも「Type R」のロゴが再現されます。
![L1470926](https://live.staticflickr.com/65535/52335874029_b2e2fc571a_c.jpg)
シートはブラックとレッドのアルカンターラ、そしてブラック部分にはレッドのステッチ入り。
高い旋回Gに耐えうるよう、強化フレームに高硬度パッドを備えます。
![L1470905](https://live.staticflickr.com/65535/52334617997_04976bd424_c.jpg)
”タイプR”シート先端は「スプリット」。
もしかすると、この構造によって小柄な人でも太ももの裏の圧迫が減ってペダルそう探しやすくなるのかも。
ちなみにシート自体はかなり大きいと感じたので、シートサイズ・形状は全世界共通で、大柄な人(メインマーケトッとなりそうなアメリカ人)に基準を合わせているのかもしれません。
![L1470930](https://live.staticflickr.com/65535/52336003615_73292f4eeb_c.jpg)
シートの座面と背もたれ部分にはパンチング(パーフォレイト加工)が施されますが、その背面にはヘキサゴン(これはダッシュボードや、+Rモード時のメーター表示でも使用されている)。
![L1470933](https://live.staticflickr.com/65535/52335873664_7c7afc42d7_c.jpg)
ヘッドレストには「Type R」の型押し。
![L1470935](https://live.staticflickr.com/65535/52336003450_9fab154b09_c.jpg)
アームレストはブラックアルカンターラにレッドステッチ、カップホルダーはその前に2個分が備わります。
![L1470938](https://live.staticflickr.com/65535/52335575461_8679ae4fd4_c.jpg)
ドアパネルのインナーにもブラックのアルカンターラにレッドステッチ。
![L1470901](https://live.staticflickr.com/65535/52335577006_626c485546_c.jpg)
シートベルトは「レッド」。
![L1470920](https://live.staticflickr.com/65535/52335576171_8e13874ebe_c.jpg)
新型シビック・タイプRのダッシュボードは高い質感を持っている
そして新型シビック・タイプRのダッシュボードに採用されるのがホンダが新しく導入した「直線基調」のメッシュパネル。
実物を見ると非常に高い質感を持っており、このせいもあって新型シビック・タイプRの内装は「ワンランク以上」上級移行したという印象です。
![L1470913](https://live.staticflickr.com/65535/52335576511_07b7320280_c.jpg)
インフォテイメントスクリーンやエアコン関連ダイヤルの質感もまずまず。
![L1470918](https://live.staticflickr.com/65535/52334622747_b9c1f38222_c.jpg)
助手席側ダッシュボードにはシリアルナンバー。
![L1470928](https://live.staticflickr.com/65535/52335814218_d30bb3c6d4_c.jpg)
エアコンのルーバーはこのメッシュの内側に隠されており、レバーを用いて風向きを調整します。
![L1470924](https://live.staticflickr.com/65535/52335874139_4268c6dde0_c.jpg)
そしてこちらはアルミ削り出しのシフトノブ。
シフト機構自体は専用リンクを持っています。
![L1470929](https://live.staticflickr.com/65535/52335814173_674565b0e7_c.jpg)
たしかにかなり操作しやすい、という印象(そうとうなショートストロークだが、しっかりシフトチェンジが決まる)。
![L1470917](https://live.staticflickr.com/65535/52334622812_4b96073c7a_c.jpg)
このほかの画像はfacebookページのアルバム「新型シビック・タイプR(FL5)」に保存しています(176枚)。
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