セイコー・アストロンとホンダ・シビック・タイプRとのコラボ腕時計が300本限定にて発売！ちなみにアストロンはもっともボクが「買って後悔した」腕時計のひとつ

｜ 腕時計本体のクオリティは悪くないが、ベルトのクオリティが非常に低く、そういった腕時計を発売する思想を理解することができない ｜

おそらくセイコーはベルトを軽視しすぎており、腕時計としての性能至上主義傾向が強すぎる

さて、新型ホンダ・シビック・タイプRが発表されたばかりではありますが、間髪をおかずコラボ腕時計「セイコー アストロン Radio Wave Control Solar World Time Chronograph Honda CIVIC TYPE Rコラボレーション限定モデル（名前長過ぎ・・・）」が登場。

カラーは二色展開で、チタン地金の「SBXY045（231,000円）」、ブラックコーティングがなされた「SBXY047（231,000円）」の2モデルが揃います。

なお、いずれも300本の限定販売となり、裏蓋にはシビック・タイプRの実車よろしく「R-000 / 300」のシリアルナンバーが入ります。

セイコー アストロン ホンダ シビック タイプRコラボレーション限定モデルはこんな仕様を持っている

そこで今回発売された（略して）セイコー アストロン ホンダ シビック タイプRコラボレーション腕時計を見てみたいと思いますが、ケース、そしてダイヤルにはシビック・タイプRへのリスペクトが散りばめられた仕様となっており、スモールダイヤルやダイヤル外周、そしてリュウズにはタイプRシリーズに脈々と受け継がれる「レッド」が採用。

文字盤には織り目の見えるネイキッドカーボンファイバー（綾織）が使用され、レーシーさが演出されています。

ちなみにチタン地金版のSBXY045のタキメーターに用いられるのは「チャンピオンシップホワイト」です（タキメーターの表面はクリア仕上げ）。

りゅうずには例のフォントで「R」。

プッシュボタンの表面にはローレット加工が施されて滑り止めとして機能しますが、そのサイズが大きく取られ、レーシンググローブを着用していても操作ができるように配慮されているのかもしれませんね。

裏蓋には「Type R」のロゴ、そして赤バッジ。

外周には「LIMITED EDITION」そしてシリアルナンバーが入ります。

ケースサイズは41.7ミリ×47.9ミリとけっこう大きく、厚さは10.7ミリ。

タキメーターが「細く」作られているのでそのぶんダイヤル面積が大きく見え、いっそうダイナミックに感じられますね。

セイコー アストロン ホンダ シビック タイプRコラボレーション限定モデルにはウルトラスウェードの替えベルトも

新型シビック・タイプRのステアリングホイールとシートにはスウェード調素材が用いられていますが、このセイコー アストロン ホンダ シビック タイプRコラボレーション限定モデルにはウルトラスエード製の替えベルトが付属。

ステッチはレッド、そしてバックルにはホンダマークと「Type R」文字が刻印され、あらゆる角度から気分を盛り上げてくれます。

参考までにですが、セイコーは全般的にムーブメントとケースを重要視するあまりなのかベルトに対してはあまり気を使っておらず（ムーブメントとケースが”腕時計”だと考えていて、ベルトはおまけだと捉えているようだ）、ぼくの経験上、アストロンのメタルベルトは遊びが非常に大きく、腕を振るとコマとコマとが接触してカチャカチャ音を立てることも。

よって左腕にアストロン（メタルブレス）を装着してシビック・タイプRを運転すると、シフト操作のたびに「カチャカチャと」音をたてるため（実際にぼくはシビック・タイプRの試乗の際にそうなった）、シビック・タイプRのオーナーに対しては「付属のウルトラスウェード製ベルト」へと交換することを強くオススメ。

ちなみにですが、ぼくは「腕時計本体とベルト」は「絵画と額縁」の関係に似ているとも考えており、つまりは切っても切り離せない関係にあると捉えていて、その意味ではセイコーの考え方には納得できず、おそらくセイコーの腕時計を購入することは二度と無いかもしれません。

ただ、このセイコー アストロン ホンダ シビック タイプRコラボレーション限定モデルには、アストロン自慢のソーラー電波ムーブメント（Cal.8B92）が搭載されており、電波による自動時刻修正機能、さらにはソーラー充電を採用しているため時刻合わせや電池交換の心配が不要となっていて、「最強スペック」を誇ることには間違いないとも考えています。

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