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アキュラがSEMAに展示する3台のインテグラを公開!レーススペック、ドリフト仕様、ストリートカスタムと三者三様。こうやって見るとインテグラもけっこう格好いいな

2022/10/28

アキュラがSEMAに展示する3台のインテグラを公開!レーススペック、ドリフト仕様、ストリートカスタムと三者三様。こうやって見るとインテグラもけっこう格好いいな

| SEMAにて展示されるカスタムカーは基本的に市販済みパーツで構成されることが多い |

アキュラ・インテグラはチューニングポテンシャルがけっこう高いようだ

さて、チューニングカーやカスタムカーの祭典であるSEMAショーの開催が近づいていますが、まずは先陣を切ってアキュラがその布陣について情報を公開しています。

自動車メーカーがこのSEMAショーに展示する車両を制作する際には、現地で人気のあるショップやチューニングパーツメーカー、アーティスト等とコラボすることが多く、今回もその例にもれない作品となっていて、これらアキュラ・インテグラにおいてはエクステリア、インテリア、メカニズム等広範囲にわたってカスタムがなされているもよう。

ここでその3台を見てみたいと思います。

1台目は吉原大二郎とのコラボモデル

まず「カスタム・インテグラ」第一弾は、フォーミュラ・ドリフトのチャンピオンやパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムのクラス優勝など数々の実績を持つプロドライバー、吉原大二郎選手とのコラボレーションによって現地のエヴァーシブ・モーターズが製作したモデルです。

そのグラフィックを見ても分かる通り、ストリートというよりはサーキット走行に特化したモデルあり、EVSチューニング製のシャープなカーボンファイバーのスプリッター、サイドシル、フロントエアダム、レーシングミラー、さらにヴォルテックス製フェンダーエクステンションと固定式リアウイングが装着されています。

Acura-Integra- (5)

BBS REV7鍛造ホイール(18インチ)はホワイトにペイントされ、装着されるのはヨコハマ製のスリックタイヤ。

もちろんサスペンションもレーススペックとなっていて、RSR製スポーツコイルオーバーとホワイトラインリアアッパーアーム/リアロアコントロールアームを含むフルアジャスタブルサスペンションへと変更され、ブレーキシステムはストップテック製へ。

肝心のエンジンだと、スプーン製エアフィルターとエキゾーストシステム、そしてCSFインタークーラーが装備されています。

Acura-Integra- (11)

インテリアでは、Eimer Engineering製フルロールケージ、スパルコ製ケブラーQRT-Rレーシングバケット、同じくスパルコ製のクイックリリースステアリングホイール、チタンシフトノブ、そのほかセンターコンソールにはAEM CD-7スクリーン、加えてEVSチューニング製のカーボンファイバー製パーツも装着されています。

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2台めはハワイアンドリフター仕様

そしてインテグラのカスタムモデル二台目はハワイ出身のドリフター、サラ・チョイとのコラボレーションによるもので、製作を担当したのはトニー・スター・パフォーマンス。

エクステリアに関してはもっとも改造範囲が広く、バンパー、オーバーフェンダー、ウイング等は完全なるカスタム仕様。

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フロントバンパーにはナイフのようなカナードが仕込まれ、アンダー部にはシャープなスプリッターが取り付けられていますが、そのままオープン仕様のフロントフェンダーからサイドステップ、そしてリアフェンダーへとラインが繋がります。

ボディ全体はイノゼテック・スーパーグロス・パールホワイトフィルムで覆われ、アドバンRSDFホイールもホワイトへ(タイヤはネクセン・スポーツR)。

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インテリアはエヴァーシブ・モータースポーツが手掛けており、ブリッド製ゼータ IVシート、バトルクラフト・ハイパー製ティアドロップシフトノブ、ドッグファイト・レース・プロ製ステアリングホイールなどが採用されています。

エンジンとエキゾーストシステムはグレッディ製インタークーラーとオイルクーラー、そしてスポーツツーリング製キャタバックエキゾーストによってアップグレードされ、足回りはテイン製フレックスZ 車高調によってガッツリとローダウン。

3台目はBMXアスリートとのコラボモデル

そして3台目のインテグラはチリ出身、サンチアゴを拠点に活動するBMXアスリート、そしてカー・ビルダー、さらにアマチュア・ドリフターとしても活躍するココ・ザリタとのコラボモデル。

製作を担当したのはオートチューンドで、ボディ表面にはアンドレアス・ウェンネボルトによるカスタムグラフィックを施した3Mラッピングフィルム「ゴッサムグレー」が張り込まれ、ブラックの18インチKNPホイール(タイヤはミシュランパイロットスポーツ4S)、そしてカーボンファイバー製のアグレッシブエアロが装着されており、上の2台とは異なる「ダークなストリート仕様」といった雰囲気も。

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なお、エアロパーツは基本的に「アドオン」となっており、フロントバンパーには大きく突き出たオートチューンド製のスプリッター、前後にはフェンダーエクステンション、リアにはAPR製GTCウイング。

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インテリアでは、レーシングシート、6点式ハーネス、MOMO製ステアリングホイールとショートステアリングハブ、クイックリリース、NPG製ハーネスバーが横着済み。

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パワートレインでは、グレッディ製インタークーラー、HPS製コールドエアインテーク、クーラントホース、チャージングパイプ、APEXi製エキゾーストを装備し、HiRev(ハイレブ)スポーツによるレッドのエンジンカバーにてパフォーマンスを視覚的に表現しています。

足回りだとRSRスポーツ車高調、HPS製ストラットバー、ウィルウッド製ブレーキが装着されている、とのこと。

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参照:Acura

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