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マツダ初のEV、MX-30 EV Modelが売れてないもよう。原因はおそらく航続距離の短さ、しかしマツダは「その解決策として、ガソリン車をもう一台買い増せばOK」とコメント

投稿日:2022/01/01 更新日:

マツダMX-30

| 欧州と日本ではおそらく目標販売台数をクリアしているようだ |

ただし北米では他のEVに押されて販売が伸びていない

さて、マツダが満を持して発売したMX-30 EV Modelですが、今ひとつ販売が伸びないもよう。

主戦場だと思われる欧州では2021年に1万台超を販売していますが、同じ期間での「EVトップ」だったルノーZOEの販売はおよそ10万台なので、ほぼ10倍程度の差がついている、ということになります。

ちなみに2位はテスラ・モデル3の9万台超、3位のフォルクスワーゲンID.3は5.5万台くらい、そしてホンダeはマツダMX-30 EVモデルよりも少ない4,400台くらいという統計が出ています。

なぜマツダMX-30 EVモデルは売れていない?

そこでMX-30 EVモデルがなぜ売れていないのかということについて考えてみたいと思いますが、これは簡単にいうと「航続距離が短い割に価格が高いから」。

割高と言われたミニクーパーS Eよりもコストパフォーマンスに劣るので、ある意味では当然かも知れませんが、それでもホンダeに倍ほどの差をつけているのは「まだ」称賛すべきところなのかもしれません。

なお、ホンダe、マツダMX-30 EV Modelともに、テスラ・モデル3やルノーZOE、フォルクスワーゲンID.3とは異なって「台数を販売することを前提に」発売した電気自動車ではないのだと思われ、おそらくは今後につながる情報を取得するための「パイロットフィッシュ」なのだと思われ、もしかするとこれもまた想定の範囲内という可能性もありそうですね。※MX-3 EVモデルの販売目標は、日本では500台、欧州では1万台と言われている

ちなみに現時点でのコンパクトクラスのEVはざっとこういった価格そして航続可能距離を持っています。

車名バッテリー容量走行可能距離価格
日産リーフ40kWh322km(WLTC)324万円
日産リーフe+62kWh458km(WLTC)416万円
ホンダe35.5kWh283km(WLTC)451万円
VW ID.345kWh330km邦貨換算340万円
BMW i342.4kWh360km543万円
ミニクーパーS E32.6kWh183km邦貨換算335万円
マツダMX-3035.5kWh256km(WLTC)451万円
レクサスUX300e54.3kWh400km(NEDC)580万円
テスラ・モデル3(スタンダードレンジ)54kWh448km(WLTP)479万円

マツダMX-30 EV MODEL
マツダがMX-30「EVモデル」発表!価格は451万円~、参考までに航続距離1kmあたりの価格はリーフとVW ID.3が1万円、、テスラ・モデル3は1.1万円、レクサスUX300eは1.5万円、ホンダeは1.6万円、マツダMX-30は1.8万円

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北米では「かなり苦戦」

そして舞台を移して北米での販売状況ですが、台数についての言及はないものの、現地メディアによると「かなり芳しくない」もよう。

そしてその原因はEPAで161kmという短い航続可能距離にあるといいますが、マツダは当初から「アメリカ人は平均で1日48kmしかクルマで走らないのでこれでOK」とコメントしています。

ただ、販売が芳しくないとなると実際には「OK」ではなかった人が多かったと考えることもでき、よってマツダが得た解としては「新しく発売する(コンパクトクラスの)EVでは、航続可能距離を伸ばす必要がある」というものかもしれません(正確に言えば、価格と後続可能距離とのバランスであり、BMWもi3の失敗を通じてこれを学んだものと思われる)。

L1270183

しかしながらマツダは今すぐ航続可能距離を伸ばすことができず、対策を講じることが難しいということになりますが、ちょっと面白いのはマツダ・カナダの商品・電動化戦略担当ナショナルマネージャーが「我々は、EVオーナーの多くが、より長い航続距離を持つ追加の車を持っていることを調査を通じて発見しました。つまり、事実上、MX-30の航続距離の制限に対する答えは、2台目の、おそらくガスエンジンを搭載した車を所有することです」と答えたこと。

ただしあくまでもMX-30は80%以上の消費者のニーズを満たすのに十分な航続距離を持っていることを主張しており、さらに長い航続距離を必要とする場合には、プラグインハイブリッドのバリエーションに期待することができるともコメントしており、マツダが次にどう動くかについては注目したいところでもあります。

なお、EVにおける航続距離やバッテリーサイズについて注意しなくてはならかいのは、「航続可能距離はあくまでも目安」であり、渋滞に巻き込まれたり、炎天下や寒冷地でエアコンを使用すると航続可能距離はどんどん短くなり、バッテリーサイズが小さくなればなるほど「その影響は大きくなり」、つまりオーナーの不安も大きくなるということですね。

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参照:Automotive News Canada

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