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日産がアリア NISMOを発表。「EV NISMO」のフラッグシップ、出力は10%向上そしてEVサウンドはフォーミュラEを連想させる刺激的な音響へ

日産がアリア NISMOを発表。「EV NISMO」のフラッグシップ、出力は10%向上そしてEVサウンドはフォーミュラEを連想させる刺激的な音響へ

| EVといえどもアリア NISMOは「ニスモの名にふさわしい」仕様を持っている |

今後リリースされるであろう価格含む追加情報を待ちたい

さて、日産が「アリア NISMO」を東京オートサロン2024にて先行公開。

ベースとなるのはアリア e-4ORCEで、日産いわく「風格と高い空力性能を併せ持つ新世代EV NISMOのデザインをまとい、NISMO専用チューニングが生み出す高次元のハンドリング性能と爽快な旋回性、そして伸びのある加速などを味わえる」EV NISMOのフラッグシップ。

ただし「EV」よりも「NISMO」としての性格の方が前に押し出されていると見え、「EV NISMO」といえど、EVらしさよりも(ボディカラーやアクセントカラーなど)NISMOらしさのほうが重要視されているようですね。

Nissan-Aia-Nismo (5)

NISSAN アリア NISMOはこんなクルマ

このアリア NISMOは外観だけではなく、その運動性能もニスモの名に恥じないもので、まず出力はベースモデル比で10%アップ、そして加速についてもNISMO専用のチューニングが施されているほか、専用の「NISMOドライビングモード」ではそのアクセルレスポンスも変更されている、とのこと。

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サスペンションもまたアリア NISMO専用のアップグレードがなされ、安定性のみならず回答性、そして軽快さも増しているのだそう。

ホイールにもアリア NISMO専用の軽量20インチサイズが装着されています。

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さらには日産自慢の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」にもニスモ専用のチューニングが施された「NISMO tuned e-4ORCE」へと進化し、通常走行時はもちろん限界走行時におけるライントレース性も向上しているようですね。

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今回公開されたオフィシャルフォトの車両に採用されるボディカラーは「NISMO ステルスグレー」にスーパーブラック、そしてレッドのアクセントというおなじみのカラー。

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エクステリアだとホイールのほか、フロント~サイド~リアアンダー、そしてテールゲートスポイラーなどの物理的な変更が加えられています。

なお、これらエアロパーツについては「モータースポーツ活動からのフィードバック」が盛り込まれており、空気抵抗の低減とダウンフォースの向上との両方を実現している、と説明されています。

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投入されるグレードは「NISMO B9 e-4ORCE」「NISMO B6 e-4ORCE」の2つで、両者の相違はバッテリーサイズ(91kWhと66kWh)、そして出力。

ボディサイズは全長4,650ミリ、全幅1,850ミリ、前項1,650~1,660ミリ、ホイールベースは2,775ミリ、車体重量は2,080~2,220kgというスペックを持ち、現時点では価格など仕様詳細については未公開となっています。

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日産アリア NISMOはこういったインテリアを持っている

そしてこちらはアリア NISMOのインテリアで、ブラック基調にレッドアクセントといったところもほかのNISMO各モデルと同様です。

シートはNISMO専用、ディティールにもNISMOならではの仕上げが採用されているようですね。

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そしてちょっと面白いのは「EVサウンド」にフォーミュラEVマシンを連想させる音響が採用されているということであり、これは今後公開されるであろう公式プロモーション動画にて確認することができるのかもしれません。

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日産がオートサロン開催に際し新型車の発表を行う動画はこちら

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参照:NISSAN

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