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スバル・インプレッサ22Bを「現代に蘇らせる」至高のレストモッド「プロドライブP25」公開!406馬力にレーススペックの仕様を持ち、25台限定、価格は7650万円

2022/06/21

スバル・インプレッサ22Bを「現代に蘇らせる」至高のレストモッド「プロドライブP25」公開!406馬力にレーススペックの仕様を持ち、25台限定、価格は7650万円

| 見た目は当時のスバル・インプレッサWRXと大きく変わらないが、ボディパネルがカーボン製に置き換えられ、エンジンはじめドライブトレーンはレーススペックに |

フロントバンパーのインテークには巨大な冷却システムが顔を覗かせる

さて、先日は英国のレーシングカーコンストラクター、プロドライブが「スバル・インプレッサWRX STIのレストモッドモデル”P25”を発売する」とアナウンスしていましたが、今回ついにその実車が公開に(実車の一般公開はグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて行われ、今回は画像やスペックのみの紹介)。

これはプロドライブの開発による(インプレッサの)ラリーカーが1998年にWRC総合優勝を飾ったことを記念して発売された”インプレッサ22B”を現代風に再解釈したクルマです。

プロドライブが発売する「P25」のスケッチが公開!スバル・インプレッサSTi 22Bをイメージしたレストモッド、406馬力に軽量化、25台のみの限定販売
プロドライブが発売する「P25」のスケッチが公開!スバル・インプレッサSTi 22Bをイメージしたレストモッド、406馬力に軽量化、25台のみの限定販売

| 外観こそは似ているが、ボディパネルはカーボンファイバーにて作り直されることになるかもしれない | プロドライブでは現在、購入希望者を募集中 さて、先日「再定義されたアイコンとなるべきクルマを発売す ...

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もしスバル・インプレッサ22Bが現在新たに発売されたら?

そして今回のプロドライブP25のコンセプトは「もしインプレッサ22Bが現在発売されていたとしたら、こういったクルマになるだろう」「現代における22Bのあるべき姿を再現する」というもの。

当時424台が販売された22Bに比較してP25の生産はわずか25台のみに制限され、その価格も当時とは比較にならない46万ポンド(約7650万円)に設定されています。

ただ、22Bの相場自体も4000万円くらいにまで上昇しているので、この7650万円というのも「無謀」ではないのかもしれません。

ベース車両には(さすがに22Bの希少価値が高いため)22Bではなく2ドアボディを持つインプレッサWRXを使用しており、デザイナーにはラリーカーや22Bを担当したピーター・スティーブンス氏を起用。

一見すると22Bとほぼ変わりがないように思えますが、ボディパネルのほとんど(ボンネット、ルーフ、トランクフード、前後フェンダー、ドアミラー、前後バンパー、スポイラーなど。もうほとんど全部)をカーボンファイバーにて作り直しており、車体重量は22Bの1245kgに比較してP25では1200kgに。

さらにはリチウムイオンバッテリーや(オプションの)カーボンシートなど、当時は使用されていなかったパーツ類も投入されています。

ちなみにですが、イギリスの文化として「ヒドゥン・デライト」というものがあり、これは「見た目は普通、しかし持ち主にしかわからない固有の特徴がある」というもの。

たとえばスーツだと、一見すると普通のダークスーツなのに、ポケットの裏地がピンクだったりといった感じですが、クルマだと(ベントレーやロールスロイスで一部採用される)インテリアはシックなカラー、しかしアームレストやグローブボックスを開くと内側がレッドやパープルだったり、というイメージです。

よってこのP25についても「見た目が普通のインプレッサに近い」しかし実はカーボンボディ、ということろがいかにも英国的だと考えているわけですね。

スバル・インプレッサWRXのレストモッド「P25」の出力は406馬力

搭載されるエンジンは(現行のスバル車に搭載される)2.5リッター水平対向4気筒(406馬力/600Nm)、トランスミッションは6速セミオートマチック(ヘリカルカットギア採用、80ミリ/秒でシフトチェンジが可能)、さらにはローンチコントロール(WRCスタイルとなり、1-2-3速は最低なタイミングで自動変速。スロットルはバイワイヤー式)やアンチターボラグシステムを搭載し0-100km/hを3.5秒にて駆け抜けます。

このエンジンに関しては、プロドライブによる専用シリンダーライナー、ピストン、コンロッド、可変カムタイミング付きバルブトレインなどの内部部品が装着されており、 高性能インタークーラーとエアボックスを備えたギャレット製モータースポーツ用ターボチャージャー、アクラポビッチによるチタン+ステンレス製レーシングエキゾーストシステムが搭載されています。

駆動方式はもちろん4WD(AWD)、エンジンから出力されたパワーはアクティブセンターディファレンシャルとリミテッドスリップディファレンシャルを介して4輪に伝えられることに。

サスペンションはベースモデル同様にマクファーソンストラット、しかしアップライトはアルミ製削り出しパーツが採用されるなど剛性と精度を向上させせており、伸び側と縮み側とを個別に調整できるビルシュタイン製ダンパー、ターマックに最適化されたスプリングとアンチロールバーを備えます。

もちろんブレーキシステムもアップグレードされ、フロントには380mmベンチレーテッドディスクと6ピストンキャリパー、リアだと350mmベンチレーテッドディスクと4ピストンキャリパー、ディスクは前後フローティングベル、ブレーキパッドは複数の選択肢が備わる、とのこと(APレーシング製)。

ホイールは プロドライブ製8.5×19インチ、タイヤにはブリヂストン製ポテンザ(235/35/19)が装着されます。

なお、WRCスタイルの「フライオフ」油圧ハンドブレーキも装備されているといい、標準装備の電動パーキングブレーキとは別に作動するとのことなので、つまりは「スピンターン」が可能となっています。

プロドライブP25は「エクスペリエンス重視」

今回P25のインテリアについては画像が公開されていないものの、プロドライブによれば「データロガーを内蔵した高精細液晶ディスプレイ」を持ち、これはスロットルレスポンスや燃調マップ、アンチラグの調整もできるというので完全にレーススペック。

加えてプロドライブはドライビングエクスペリエンスに重点を置いているといい、当時のインプレッサの雰囲気を残しながらもレザー、アルカンターラ、カーボンファイバーといった高級素材を使用したほか、リアシートを取り外してロールケージを装着するオプションも用意した、とアナウンスされています。

プロドライブ会長のデビッド・リチャーズ氏は「インプレッサ22Bは、当時のラリーカーの性能を公道で実現した伝説のクルマです。そしてプロドライブP25は、最新のテクノロジーと素材を用いてこのクルマを再構築することで、そのルーツに敬意を表し、公道での比類なき性能を発揮することに成功しました。その結果として、スバルを代表するインプレッサ22Bをを現代風にアレンジするという、私たちのビジョンが同時に達成されたのです」とコメント。

P25のプロトタイプはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにてヒルクライムを走るそうですが、その後に大規模なテストと開発プログラムに着手するといい、今年末もしくは来年はじめから納車が始まるようですね(製造はすべて英国バンベリーのプロドライブ本社にて行われる)。

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参照:Prodrive

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