フルモデルチェンジ版 新型トヨタ・クラウンの画像がリーク！フロント～リアにかけてまさかの2トーンが採用に？雰囲気的にはインサイトやアコードを連想させるが

｜　新型クラウンは「SUV」「クーペ風」になると言われていたが、実際にはクーペ風のハイライダーセダンに近いという印象　｜

トヨタは新型クラウンにていち早く新しい流行を掴みたいようだ

さて、まもなくフルモデルチェンジ版が発表されるであろう新型クラウンのパテント画像が流出。

新型クラウンには「SUVになる」「クーペボディを採用する」といったウワサが出ていますが、今回リークされた画像を見るに、「クーペボディを持つハイライダーセダン」といった感じでもありますね。

なお、こういった「ハイライダーセダン」といった形状は今後一般的になるであろうと言われ、すでに欧州でのシトロエンC5Xや中国でのフォードEVOSはこういったハイライダーセダン風ボディにて展開中。

セダンを好む地域は意外と多く、そして現在の過密になってきたSUV市場での競争を考慮すると、各自動車メーカーが「新しい市場を創出するため」こういったハイライダーセダンに活路を見出すのも自然の成り行きなのかもしれません。※中国の紅旗も同様の傾向がある

フルモデルチェンジ版 新型クラウンはけっこう大きなクルマに？

様々な情報を参照するに、このフルモデルチェンジ版の新型クラウンにつき、TNGA-Kプラットフォームを採用し、FFと4WD（AWD）が選択できると言われますが、ボディサイズは全長4930ミリ、全幅1840ミリ、全高1540ミリと言われるので、けっこう大きなクルマということになりそうです（全長の割に全幅が小さいのは、日本市場を考慮したためかもしれない）。

搭載されるパワートレーンは2.5リッター4気筒ハイブリッド＋CVT、加えて2.4リッター4気筒ターボ＋6速ATだとも報じられ、もちろんこのあたりは実際に発表されるまではなんとも不明です。

なお、そのデザインは「クラウン」「トヨタ」のイメージと結びつけるのはちょっと難しく、しかしフロントのアンダーグリルあたりにはカローラらしい雰囲気も。

ちなみにぼくがこの新型クラウンのパテント画像を見て連想したのはホンダ「インサイト」。

ヘッドライトがにているからではありますが、新型クラウンのCピラーは「アコード」ににているようにも思います。

オプションでは「デュアルトーン」も？

ただ、それは画像で見るから「そう」見えるだけであって、おそらく実車はぜんぜん異なる雰囲気になるんじゃないかとも考えていて、たとえばリアはこれまでのほかのクルマでは見たことがないような構造を持っています。

横一文字のテールランプは「ハリアー」を連想させるものではありますが、リア一面を「一つの面」として見せるのはベントレーにも通ずる手法であり、しかしおそらく、新型クラウンでは（たぶんオプションにて）Aピラーからルーフ、Cピラー、そしてこのリアの「面」をコントラストカラーへと変更することで新しさを演出してきそう（Cピラーとリアフェンダーを区切るパーツを設け、フローティングデザインとしていることからも間違いないと思う）。

加えてボンネットの中央部にもコントラストカラーを採用する可能性があり、これは同様の意匠を（オプションで）持つ「レクサスRZ」のようなイメージになるのかもしれません。

サイドアンダーにはロッカーパネル、そしてフェンダーアーチにも別パーツが挿入されていて、これを見ても新型クラウンがSUVを意識しているのは明らか。

これらのカラーを変更したり、ボディカラー同色へとペイントするオプションも用意されそうですね。

上から見ると限りなく長方形に近く、とくにフロントサイドはかなり張り出しているという印象も。

これは「フロントをワイドに見せる」という意図のほか、リアも含めて車体面積を最大化し、クルマを大きく立派に見せるという目的があるのだと思われます。

まだまだ謎の多い新型クラウンではありますが、クラウンの（1955年に始まる）その歴史上でもっとも大きな変化が与えられることは間違いなく、ある意味ではランドクルーザーのフルモデルチェンジよりも衝撃的な出来事となるかもしれません。

なお、新型クラウンはアメリカや中国、その他地域でも展開されるというウワサがあり、とくに北米だと「SUVになる」という観測も根強いとされ、もしかするとこの新型クラウンをさらにリフトアップし、ホイールアーチのデザインを変更することで大径タイヤを収め、さらにはワイド化して北米にて販売する可能性も考えられます。

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参照：CARSCOOPS