コレちょっと欲しいな・・・。ウブロがあの「デペッシュ・モード」とのコラボモデル「「スピリット オブ ビッグ・バン デペッシュ ・モード」を限定発売

｜　まさかウブロがデペッシュ・モードとのコラボモデルを発売するとは　｜

さらにウブロはエル・プリメロ後継機を搭載した日本限定のスピリット オブ ビッグ・バンも発売

さて、ウブロがなんとデペッシュ・モードとのコラボモデル、「スピリット オブ ビッグ・バン デペッシュ ・モード（4,675,000円、100本限定）を発売開始。

「なんと」といってもほとんどの人はデペッシュ・モードを知らないと思うので解説しておくと、デペッシュ・モード（Depeche Mode）は1980年にイングランドで結成されたロックバンドで、2020年にはロックの殿堂入りを果たすほどの人気を誇ります（日本ではあまりメジャーではないものの、全世界では1億枚のディスクを売り上げている）。

雰囲気としてはティアーズ・フォー・フィアーズ、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドに近く、ハリのあるトーンのヴォーカルにメカニカルなノイズを加えたサウンド作りが特徴であり、ぼくがもっとも好きなのは「ピープル・アー・ピープル」で、その方向性を大きく変えたアルバム、「サム・グレート・リウォード」に収録されています。※このアルバム以降、怒りが強く押し出されるようになり、その怒りが多くの人の心を動かしたようだ。エミネムも同様の経緯にてヒットしている

スピリット オブ ビッグ・バン デペッシュ ・モードはこんな腕時計

そこで今回発表されたコラボモデル、スピリット オブ ビッグ・バン デペッシュ ・モードを見てみると、全体的にはある意味でウブロっぽい「オールブラック」。※ケース素材はブラックセラミック

素材はセラミック、そしてベゼルにはピラミッドスタッズが再現されるなどデペッシュ・モードの反骨精神を表現したっぽい仕様も。

ケースサイズは42ミリで、これはスピリット オブ ビッグ・バンの「小さい方」です。

ちなみにストラップにはファブリックバージョンも付属しているようですね。

文字盤には「砂時計」と「スカル」、そして2時、3時、4時、反対側の8時、9時、10時のインデックスもスタッズ仕様。

ムーブメントはHUB1710（自動巻き、パワーリザーブ50時間）、ケースバックはスケルトン、そして「DEPECHE MODE」の文字。※このバンド名はフランスの雑誌から拝借したものである

特徴的なラウンド型の「ビッグ・バン」とは異なるトノー型ではありますが、ぼくの経験上、このトノー型は意外と腕にフィットするという印象を持っており、ぼく的には”侮れない選択肢”。

加えて、腕時計のほとんどが「ラウンド」であり、よってスクエアやトノー型の腕時計を身に着けているだけで「ちょっと人とは違う自分」を演出でき、そういった意味でもトノー型の腕時計はオススメです。※参考までに、タグ・ホイヤー「モナコ」は角形という珍しさからスティーブ・マックイーンの目に止まり、映画に使用されることになった

Introducing the new Spirit of Big Bang Depeche Mode. Created in collaboration with Depeche Mode, the timepiece combines a skull motif with an hourglass echoing the British band’s latest album. #Hublot https://t.co/12K9JEaOAE pic.twitter.com/qANB95zDNL

— Hublot (@Hublot) February 19, 2024

ウブロは「スピリット オブ ビッグ・バン カーボン ホワイト」も発売

そしてウブロはもう一本の「スピリット オブ ビッグ・バン」限定モデル、”カーボン ホワイト”を発売しており、こちらは「日本のみの限定モデル（4,092,000円）」。

ちなみに多くの腕時計メーカーが日本限定モデルを市場投入していますが、多くの場合で「ホワイト」「ブルー」が選ばれることが多いもよう。

ケースサイズは42ミリ、ケース素材はカーボンファイバー（マットカーボンホワイト）、ストラップはケースに合わせたホワイトとブラックのコンビ仕様です。

なお、特筆すべきはムーブメントにHUB4700を採用していることで、これはウブロいわく（ロレックス・デイトナにも採用されていた）「1969年に誕生したクロノグラフムーブメントの名機、エル・プリメロの後継」。

エル・プリメロそのものはゼニスによって開発されたもので、現在でもゼニスはこのエル・プリメロを自社の製品に採用していますが、今回ウブロがこの改良型を使用しているのは「現在、両ブランドとも、ルイ・ヴィトン筆頭のLVMHグループに属するから」ということになりますね。

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参照：Hublot, Depeche Mode