ウブロ×ベルルッティ新作「ウニコ ベルルッティ アルミニオ キングゴールド」が50本限定にて登場。「パティーヌ」「スクリット」も健在、価格は6,831,000円

｜　ボクが今一番欲しいウブロが「ベルルッティとのコラボモデル」である　｜

ウブロのエグさ、そしてベルルッティのシックさとが見事にバランス

さて、ウブロが2016年から展開しているベルルッティとのコラボ。

今回はその新作「ウニコ ベルルッティ アルミニオ キングゴールド（6,831,000円、50本限定）」を発表しています。

ベルルッティは言わずと知れたベネチアレザーを使用したシューズメーカー（現在はバッグやアパレル等幅広く展開している）ですが、1993年以降はウブロと同じく（ルイ・ヴィトンを筆頭とする）LVMHグループに属しており、そこから両者のコラボレーションが始まったわけですね。

ウブロ ウニコ ベルルッティ アルミニオ キングゴールドはこんな腕時計

そこで今回発表された「ウニコ ベルルッティ アルミニオ キングゴールド」を見てみると、ケース素材はキングゴールド、ケース径は44ミリ。

このキングゴールドはウブロが独自に開発した合金であり、（いわゆる）ローズゴールドやピンクゴールドよりもさらに赤い色調を持っています。

ポリッシュやブラシ仕上げなど様々な仕上げに対応する汎用性の高い素材で、この腕時計においては表面にブラシ（サテン）仕上げ、ベゼル側面やエッジにはポリッシュ仕上げといった具合にフィニッシュが使い分けられています。

もちろん文字盤にはレザー。

ちょっと劣化が心配ではありますが、初期モデルであっても全く劣化の話は聞かないので、十分な耐久性を持つと考えていいのかも。

ただしベネチアレザーは極度に水に弱いことでも知られており、僅かな飛沫であっても（ベゼルやストラップなどレザーが露出した部分は）水気は禁物なので、この腕時計を身に着けて手を洗うのも「タブー」。※腕時計自体は10気圧防水である

文字盤やストラップには「パティーヌ」と呼ばれる淡いグラデーションが用いられ、ストラップやケース、そして付属品にはベルルッティ独特の手書き文字「スクリット」が再現されています。

ベルルッティの象徴「パティーヌ」「スクリット」の誕生は意外と新しい

ちなみにですが、ベルルッティは1895年創業という歴史あるブランドではあるものの、ベルルッティと聞いてすぐに思い浮かべる「パティーヌ」「スクリット」は当初から存在したわけではなく、これは4代目ディレクターであるオルガ・ベルルッティが1980年代後半に確立したもの。

つまりこれらベルルッティの特徴は比較的新しく、しかし短期間でこれを有名にしたオルガ・ベルルッティは相当なやり手ということになりますね。

そしておそらく、これら「付属品」だけでも非常にコストがかかっているものと思われます。

搭載されるムーブメントはもちろん「ウニコ」、ストラップのベースはラバー（その上にベネチアレザーを貼ってステッチを施している）。

ウブロの腕時計は非常に存在感が強く、ときには行き過ぎだと捉えられることもあるかと思いますが、そこへベルルッティのシックさが加わることでちょうどいい塩梅に落ち着いており、様々なシーンで活躍する一本だと思います。

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参照：HUBLOT