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ピニンファリーナが新構想を発表。「これからラグジュアリーEVメーカーになる」

2018/03/26

| ピニンファリーナが大胆な業態転換 |

ピニンファリーナが「世界初のラグジュアリーEVメーカー」になる、という構想を発表。
これは現ピニンファリーナCEO、パウロ・ピニンファリーナ氏が明かしたもので、「私の父、またその父も夢も自動車メーカーを作ることだった。そして今、私がそれを実現する」というもの。
現在ピニンファリーナはインドのマヒンドラ傘下にありますが、その強力なバックアップを受けて新たな展開を行う、ということに。

そのネームバリューを活かした”次”の展開?

「ピニンファリーナ」は1930年にバッティスタ・“ピニン”・ファリーナが創業したデザインハウス。
その後身内を挟んで息子のセルジオ・ピニンファリーナが1961年に引き継ぎ、そしてその息子のパウロ・ピニンファリーナがさらにその後継者ということになりますが、もともと一家の名字は「ファリーナ」。
設立者のバッティスタ・ファリーナ氏が11人兄弟の10番目ということで、生まれ故郷であるピエモンテ地方の方言で「小さい/子供」を意味する「ピニン」をつけて「ピニンファリーナ」と呼ばれたのがピニンファリーナという名称の由来(後に姓を正式に”ピニンファリーナ”へと改名)。

ピニンファリーナはフェラーリはじマセラティ、プジョー、アルファロメオ、ランチアなどの車をデザインしてきたほか、家電、電車、家具などもデザイン。
フェラーリだと「カリフォルニア」「458」「FF」までがピニンファリーナのデザインだとされ、その後の「ポルトフィーノ」「488」「GTC4ルッソ」はフェラーリのインハウスデザインに。

ピニンファリーナはデザインハウスと小規模メーカーとが融合したような「カロッツェリア」で、これは昔のイタリアではメーカーからデザインや開発を請け負ったり、試作車やワンオフ車両の制作を行うという役割を与えられ、非常に大きな存在意義を持っていた業態。
しかしながらその後メーカーがデザイン力をつけたり生産能力を拡大するにあたって徐々にその業務が減ってしまい、イタリアのカロッツェリア大手「ジウジアーロ」はフォルクスワーゲン・アウディグループに、ピニンファリーナはインドのマヒンドラへと吸収され、そしてベルトーネは残念ながら消滅してしまうことに。

ただ、そのネームバリューは非常に大きく、中国やベトナム、香港の新興自動車メーカーが世界で名を売ろうと考えたときに利用するのがこういったデザインハウス。
誰も知らない会社やブランドであっても「ピニンファリーナデザイン」「ジウジアーロデザイン」となると注目度を集めることができ、さらに現代では新興EVメーカーが試作車の製造を依頼することもあって、現在は比較的忙しいのかもしれません。

そして、それだけの価値を持つピニンファリーナなので「自社で車を作る」となると相当に期待されることは間違いなく、新興メーカーがEVを製造販売するよりはずっと有利に展開を行えるのは間違いなさそう。

なお、ジウジアーロ(イタルデザイン)もその知名度を活かし、市販車として「ゼロウーノ」を発売し、成功を収めていますね。

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