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カスタム費用1400万円!超ワイドボディ、800馬力のフェラーリF12が中古市場に登場

2020/04/15

| ボディカラーはフェラーリ純正色のマットグレー |

Ferrari-F12 (2)

SEMAショー(2019)出展のためにカスタムされたフェラーリF12ベルリネッタが米ebayに登場。

見るからにイカツいエアロパーツが装着されていますが、これはクリエイティブ・ビスポークなるショップによって製作された車両です。

見るからに過激なエアロパーツを身にまとい、しかし驚かされるのはそのルックスだけではなく販売価格で、なんと邦貨換算で3580万円ほど(F12の中古相場を遥かに超える)。

カスタム内容としてはデューク・ダイナミクス(Duke Dynamics)によるカーボン製ワイドボディキットがメインとなりますが、これはオリジナルデザインの前後バンパー、ボンネット、前後オーバーフェンダー、リアウイング、リアディフューザーが含まれるもの。

これまでのクリエイティブ・ビスポークのカスタム車両について、自社デザインのエアロパーツを使用することもあった(ブランドミックスも得意技)ようですが、このフェラーリF12についてはデューク・ダイナミクスで統一しているようですね。

外装だけではなくパワーアップも

フェラーリエンブレムはイエロー地からレッド地へと変更されていて、これはほかのクリエイティブ・ビスポーク製カスタムフェラーリにも見られる特徴(レッドアクセントが好きらしい)。

クリエイティブ・ビスポーク(Creative Bispoke)はアメリカのエキゾチックカーディーラー兼カスタムショップで、相当に過激なカスタムを行うことで知られますが、走行性能面でのアップグレードよりも外観の変更を重視しているために「見た目の割にコストが安上がり」なことでも有名で、一部では結構人気があるようですね。

これまでにもランボルギーニ・アヴェンタドール、フェラーリ488スパイダー、メルセデスAMG GTなどを手がけていて、西海岸あたりでは時おり目撃されることもあるようです。

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このフェラーリF12ベルリネッタについては一層過激な仕様を持っていて、ホイールはワイドボディにあわせてリムの深い3ピース鍛造へと変更され、サスペンションにはノヴィテック製をチョイス。

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なお、このボディカラー(マットグレー)はフェラーリ純正としても用意される”Alluminio Opaco”だそう。

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クリエイティブビスポークにしては珍しくパワーアップも行っており、ECU変更にて出力は800馬力まで向上している、とのこと。

エキゾーストシステムもFI(Frequency Intelligent)エキゾースト製へと変更され、エキゾーストマニホールドや触媒も変更されているため、相当に破壊的なサウンドを奏でそう。

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上から見ると、フロントフェンダー、そしてリアフェンダーの出っ張りが分かりますね。

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フロントリップはかなり出っ張っているので、気をつけないとすぐに擦ってしまうことになりそうです。

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こちらはフェラーリF12ベルリネッタのインテリア。

見たところ、内装には手が入っていないようで、ノーマル状態を維持している模様。

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ただしトランクルームにはアンプやウーファーが取り付けられ、このあたりはまさに「SEMA仕様」。

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シートもおそらくはノーマルのまま。

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このフェラーリF12ベルリネッタについて、カスタム費用は総額1400万円ほどもかかっているそうですが、この種のカスタムが好きな人には「たまらない」一台かもしれませんね。

VIA: eBay

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