| 今までにもなんどかフェラーリを購入しようかと考えたが、結果的に注文には至っていない |
フェラーリほど「買い時」が難しいクルマもほかにはないだろう
さて、現在フェラーリ296GTBを注文するかどうか現在迷い中。
ぼくはこれまでになんどかフェラーリの購入を考えていますが、それでも購入に至っていないのは「納期(納車待ち)が長い」から。
多くの自動車メーカーであれば納期は「注文順」となるものの、フェラーリの場合は注文順というよりも「オプション金額の多寡」「顧客の重要度」によって生産の順番が入れ替えられ、よってぼくのような「はじめてフェラーリを買う人」はいちばん後回しにされることになるわけですね。
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フェラーリは「乗用車を売るためにできた会社ではない」
ここで重要なのが、「フェラーリは、そもそも乗用車を売るために作られた会社ではない」ということ。
じゃあなんの会社なのということですが、それは「F1はじめ、各種レース(モータースポーツ)を行うため」に作られた会社であり、乗用車を売るのはその資金を捻出するためであって、乗用車を売るのは「本業」ではないワケです。
となると、フェラーリが自社のモータースポーツ活動をバックアップしてくれる顧客を重要視するのは至極当然であり、「昔からフェラーリを応援してくれている人(フェラーリの購入履歴がたくさんあったり、保有台数が多かったり、そもそも所有歴が長い人)」「オプションをたくさんつける=金銭的にフェラーリを応援してくれる人」を優先するのはアタリマエのことで、ぼくはこれに対しては「なるほどな」と完全に納得しています。
よって、ぼくのような「にわか」「金銭的にもさほど応援できない(そこまで多額のオプションを装着できない)」人の優先順位が下がるのは明白な事実で、そのためフェラーリを新車で注文したとしても手元に届くのは(早くても)2年後であり、そしてその頃には「ニューモデルが出ているかもしれない(つまり、届いたばかりの新車がすでに型遅れになっているかもしれない)」という懸念が、これまでぼくをフェラーリの注文から遠ざけていた、ということになります。
なお、フェラーリは今後販売台数を増加させることを表明していますが、そのためには「1モデルあたりの販売台数を増やす」のではなく(そうすると希少性が下がる)、モデルバリエーションを増やして個々の個性を強調して棲み分けを行い、かつそれらの生産期間を短くすることで希少性を保つ方針を採用する、と報じられます。
つまり、これまで1万台を5モデルで販売していたとすると(1モデルあたり2000台)、これからは1万5000台を(たとえば)8モデルで販売することになるかもしれず(1モデルあたり1875台)、そうすれば1モデルあたりの希少性を下げることなく全体の販売台数を増加させることができるわけですね。※モデル数を増やし、1モデルあたりのライフサイクルを短くすると、モデルあたりの累計生産台数も少なくなる
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なぜここでフェラーリ296GTBの注文を考えたのか
そこでなぜフェラーリ296GTBの注文を考えたのかということですが、一番大きな要素は「その外観が好みだったから」。
ぼくは基本的に(フェラーリに関しては)フロントエンジン搭載モデルの優雅なデザインが好みなのですが(逆にランボルギーニはそのミッドエンジン特有のアグレッシブなデザインに惹かれる)、296GTBは発表時にアナウンスされたとおり、250LMなどの過去の美しいフェラーリのレーシングカーをモチーフとしており、ここが「ちょっとツボ」だったわけですね。
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実際のところ購入に関してはかなり前向きに動いていて、あまり使用しない腕時計、そして値上がりの大きな腕時計を処分して「頭金とオプション金額分」くらいは用意していて、よって注文しようと思えばいつでも注文できるというスタンバイ状態でもあります。
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そして296GTBはまだ受注が開始されて数ヶ月であり、いま注文すればまだ「市場に296GTBが出回る前に納車を受けることができるのではないか」という淡い期待も抱いていて、しかし現在、様々な懸念事項について整理している、という状態です。
フェラーリは「資産」として考えることができる
なお、ぼくは人生において「投資」を重要視していて、それはお金が大好きというわけではなく、「働きたくないから」。
よってモノに稼いでもらうという考え方を強く持っており、株式や仮想通貨に投資し、それで得た利益を腕時計に換え、そして腕時計が値上がりしたら売却し、そのお金でまた株式や暗号資産に投資するといったサイクルを構築しています。
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そして今回フェラーリをこの投資サイクルに組み込もうということになりますが、「フェラーリの新型車を注文→早い段階で納車→1年くらい乗って売却→その間に発表された新型フェラーリをまた注文」という流れを考えているわけですね。
ちなみにぼくは不動産には手を出しておらず、それは「あまり値上がりが期待できないから」。
その理由として、米国株、仮想通貨、腕時計、フェラーリは世界中で流通し取引されていて、そして欧州や米国では高いインフレ率によってそれらの価格が永遠に上がってゆくと(ぼくが)信じていることがあり、しかし日本の不動産は「日本国内だけの話」であって国外に持ち出したり世界で流通するわけではなく、ここがぼくが「投資対象として選ぶか、そうでないか」ということになります。※欧米の平均所得上昇率、そして日本の平均所得上昇率を比較すれば明確に答えが出ている
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基本的に「好きなモノ」にしかお金を使いたくない
参考までに、ぼくはすべてのモノに対して値上がりを期待しているわけではなく、本当に好きなモノ、欲しいモノに対しては「投じたお金を全部失ってもいい」というくらいの覚悟でなにかを購入することも多数。
たとえばその端的な例はランボルギーニであり、これは「まず値上がりすることはないだろう」というスーパーカーではありますが(というか、値上がりするのはフェラーリくらいしかない)、お金を失うことを覚悟で(今までに3台も)購入しています。※腕時計だとルイ・ヴィトン”タンブール”やベル&ロスなど
そして腕時計やフェラーリも「好きだから」投資対象として選んでいるワケで、「好きなモノを買って利益を出せれば一石二鳥」。
もうひとつ参考までにですが、ぼくは「好きになれない」会社の株式を(いかに値上がり著しくとも)買うことはなく、さらには目に見えないサービスや製品を提供する会社の株式にも手を出しておらず、あくまでも、目に見える形でのサービスや製品を提供している会社の株式のみを扱うようにしています。
端的な例だと、アップルの株式は購入したとしても、アップルの内部のパーツを製造している会社の株式を購入することはないということで、これはパーツメーカーを評価していないわけではなく、「自分がそれに触れたり体験できる」もの以外にはお金(そしてぼくの人生)を賭けることはできない、という信念に基づいていて、「儲かるから」と何にでも見境なく手を出すわけではない、ということですね。
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