| まさかここまでモンスタートラックが高く跳ぶとは |
タイカン・クロスツーリスモのオフロード走行性能もバカにできない
さて、アメリカで人気があるというかアメリカ特有の競技、モンスタートラック。
これは大きなバルーンタイヤ、強力なエンジンを持つ見るからに「モンスターな」トラックで走り回ったりジャンプを決めたり何かを破壊したりトリック走行を行ったりという様々な要素にて競われるものですが、現在最も人気のあるシリーズが「モンスタージャム」。
そして今回、そのモンスタージャムに参加しているトラックとドライバーが「ポルシェ・タイカン・クロスツーリスモと一緒に走り、その上を飛び越える」というスタントを行っています。
このスタントはポルシェ公式にて行われる
なお、今回のスタントはポルシェの公式プロモーションとして行われており、ポルシェが様々な方法にてタイカンの認知度を向上させようとしていることがわかりますが(ポルシェはタイカンにおいてのみ、他とは異なるプロモーションを行っている)、今回は実際にモンスタージャムの開催されるテキサス州NRGスタジアムにてこのチャレンジが行われています。
当然ながらこの両者には共通点がなく、タイカン・クロスツーリスモは、強力なデュアルエレクトリックモーターを積むピュアエレクトリックカーで、最大5人乗り、20インチホイール、快適性と俊敏なハンドリングを両立させ、そして先進の調整可能なエアスプリングサスペンションを装備し、快適に大陸を横断する能力を持っています。
一方のモンスタートラックは完全なる競技専用車で公道走行は不可能、メタノールを燃料とするスーパーチャージャー付きV8エンジン、66インチの巨大ホイール、シングルシート、軽量なファイバーグラス製ボディ、頑丈な鋼管シャーシを備え、窒素チャージ式デュアルチューブ・ダンパーが60フィートジャンプの着地に伴う衝撃を吸収します(ドライバーのリンゼイ・リード選手によれば、このジャンプはレース中、予想以上に頻繁に発生するとのこと)。
一方、この両者は「似たような」一面も
その一方、このモンスタートラック、そしてタイカン・クロスツーリスモは(ダート上での性格については)よく似た一面を持っているといい、どちらも4輪駆動と4輪ステアリングを装備し、ラインオフでのパフォーマンスは同等で、パワーウェイトレシオも同等なのだそう。
そして両者は同じコースを走行していますが、タイカン・クロスツーリスモのドライバーいわく「まるでビルと競争しているようだった」。
逆にモンスタートラックからはタイカン・クロスツーリスモをほぼ視認できなかったようですね。
ただ、このモンスタートラックは高々とジャンプを決めることができ、そしてジャンプするだけの速度を出せるということになりますが、たしかに動画を見てもとんでもない速度で走っていることがわかり、しかもこのサイズにもかかわらず機敏に動いていることにも驚かされます。
そして動画の最後にはタイカン・クロスツーリスモの上をジャンプで飛び越えるという離れ業を見せていて、タイカンの「ちょっと上」といったレベルではなく、3〜4台ぶんくらい上を飛んでおり、その車両の能力とドライバーのスキルにもちょっとびっくり(ドライバーはかなり高い技術を持っていないとすぐにバランスを失うことになりそうだ)。
ポルシェ・タイカン・クロスツーリスモとモンスタートラックとが競う動画はこちら
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参照:Porsche