910馬力にチューンされたポルシェ911ターボSとテスラ・モデルSプレッドがドラッグレースを走る！911ターボSはこの馬力でようやくテスラといい勝負【動画】

｜　テスラはこの先「クワッドモーター」に対応する可能性があり、そうなるともう殆どのクルマは太刀打ちできない　｜

テスラは様々な意味において自動車の概念を覆してしまった

ドラッグレースに特化したユーチューバー、ドラッグタイムス氏が「チューンされたポルシェ911ターボSと、ノーマルのテスラ・モデルXプレッドとのドラッグレース動画」を公開していますが、相変わらずテスラ・モデルXプレッドの速さが破壊的だとして話題に。

結論から言うとポルシェ911ターボSの辛勝といったところなのですが、このポルシェ911ターボSはノーマルではなく、タービンやインタークーラーなどをアップグレードし、レース用の燃料にて910馬力を絞り出すというハイパーカー並みの出力を誇るチューンドカーです。

ポルシェ911ターボS、テスラ・モデルXプレッドはこんなスペックを持っている

そこでまずは両者のスペックを見てみると、ポルシェ911ターボS（992）は上述のとおり910馬力を発生する3.8リッター・フラットシックス・ツインターボを搭載し、トランスミッションは8速デュアルクラッチ、駆動方式は4WD、車体重量は1,477kgという数字を持っています。

対するテスラ・モデルXプレッドは5ドア、そして3列シートを持つ「ファミリーSUV」で、しかし出力は1,020馬力（トライモーター）、駆動方式は4WD、車体重量は2,419kg、充電状態は94％。

ポルシェ911ターボS、テスラ・モデルXプレッドがドラッグレースを走ったらこうなった

そしてポルシェ911ターボS、テスラ・モデルXプレッドはたっぷりとラバーの乗ったドラッグストリップにてレースを行いますが、合計3本の加速勝負を行っています。

結果としてはポルシェ911ターボSの勝利となっており、そのベストタイムは9.56秒、終速は144.9mphをマークしているものの、テスラ・モデルXプレッドも9.96秒 / 140.8mphと「ほぼ変わらない」速さを見せていて、動画を見るとほぼ同着といった印象（ということは、ノーマルのポルシェ911ターボSでは歯が立たなかったものと考えられる）。

そして両者がスタートからゴールまでほぼ同じペースで走っているところも注目に値するところで、まったくボディ形状やサイズ、重量、そして性質はもちろん、パワートレーンまで異なるこれらが同じパフォーマンスを誇る、ということには驚かされますね（何度ドラッグレース動画を見ても、テスラ・モデルS / モデルXプレッドの速さには慣れない）。

ポルシェ911ターボS、テスラ・モデルXプレッドがドラッグレースを走る動画はこちら

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参照：DragTimes