フィアットグループ創立者の御曹司、ラポ・エルカーンが自身のコレクションの一部を売却。
なおそれぞれの車は自身のカスタム会社、「ガレージ・イタリア・カスタムズ」にて内外装に手を入れられたワンオフモデル。
まずは千鳥格子柄のアバルト500「Pied-de-Poule」ですが、こちらはスイスのカーディーラーに買われた模様。
ついでフェラーリ・カリフォルニア。
デニム風内外装(ラポ・エルカーンはよほどデニムが好きなようで、同じような仕様を幾つか作っている)を持つ個体。
ボディカラー、ホイールはトーンを変えたマットブルー。
内装はストーンウォッシュ風でダッシュボードやドア内張りも張り替えられています。
こちらもアバルト500ですが、やはりボディカラーとホイールが同系色。
やはりラポ・エルカーンはブルーそして同系色の組わせが好きな模様。
こちらはマセラティ・ギブリ ”ピンストライプ”。
なんとも渋いカラーで、おそらくはスーツを意識したものと思われますが、関西在住のぼくからすると「阪神タイガース」っぽくも見えます。
なお、ラポ・エルカーンの設立したファッションブランド「イタリア・インディペンデント」は2015-2016年において3億円相当の赤字を計上。
今回の処分がそれと関係しているかどうかは不明ですが、イタリア・インディペンデントは新CEOを迎えて経営再建を行う、とのこと。
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フィアットの御曹司、ラポ・エルカーンのカスタムしたフェラーリ458イタリアがエイズ関連のチャリティーオークションに出品され、1億2000万円で落札。
ラポ・エルカーンは「ガレージ・イタリア・カスタムズ」を主宰し数々のカスタムを手がけるほか、過去にはフィアットやランボルギーニ、ポルシェ、ドゥカティとハイドロゲンとのコラボを成功させ、今も自身のアパレルブランド「イタリア・インディペンデント」を展開するなどイタリアきっての洒落者として有名。
このフェラーリ458はマット仕上げのカモフラージュとなっており、センターコンソールにはラポ・エルカーンのサインも入る、とのこと。
なおラポ・エルカーンは他にデニム仕上げの内装を持つフェラーリ・カリフォルニア、ウッド調仕上げのジープ・チェロキー等に乗る姿が目撃されています。
なお「イタリア・インディペンデント」は最近ではドゥカティ・スクランブラーともコラボし、限定モデルを発表していますね。
ガレージ・イタリア・カスタムズがフェラーリ512TRをラッピング。
元の車両自体はScuderia Baldini & Coによってカスタムされたもので、ルーフをカットオフしたワンオフ車両となります。
バーバーリー風の柄でラッピングされていますが、サイドのフィンに至るまで丁寧にラッピングれているのがわかります。
例えばマットブラックのような単色であればまだこういった部分もラッピングする際に生地を貼り合わせやすいのだと思いますが、今回のように「柄もの」の場合は柄を合わせるのが非常に難しそうで、大変な手間がかかってることがわかりますね。
なお大幅なカスタムにもかかわらずエンジンはオリジナルのままで、4.9リッター12気筒エンジンを搭載し428馬力を発生。
0-100キロ加速は4.8秒、最高時速は319キロとなっています。