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アウディがマクラーレンを買収する可能性は「ゼロに近い」。アウディが提示した買収額とマクラーレンとの希望との隔たりがあまりに大きい模様

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マクラーレン

| アウディがマクラーレンを買収できなかったらどうなるのかは気になるが、アウディはなんとしてもこのチャンスをモノにしたいはずだ |

一方、マクラーレンとて「折り合いが付けばマクラーレン・レーシングを売却したい」と考えている可能性が高そう

さて、ここしばらく大きな話題となっているポルシェとマクラーレンのF1参入。

双方の親会社であるフォスクスワーゲンの取締役会が「満場一致ではないものの」、参入したほうがより多くの利益が得られるという判断にて結果的にゴーサインが出されています。

実際のところ、ポルシェやアウディはそれぞれモータースポーツにおいて大きな功績を残すことにより信頼性を積み上げてきたと考えてよく(さらにはモータースポーツを通じ技術も向上させている)、これによって現在の高い利益率を確保することが可能になっているとも認識しています。

つまりは獲得したトロフィーの数だけブランド価値が向上しているということになり、F1の人気が高まっている今、そしてモータースポーツの最高峰でもあるF1での勝利を目指すことは、今後のさらなるステップアップにとって「必須」なのかもしれません。

そしてル・マン24時間レースはじめ数々の功績を残したポルシェといえどF1における存在感は大きくはなく、アウディに至ってはアウトウニオン時代(1930年代)に遡らねばその成功を見つけ出すことが難しく、両者としてはなんとかここで成功を収めたいと考えている可能性が高そうです。

ポルシェ
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ただしアウディには大きな障壁が立ちはだかる

なお、ポルシェとアウディとのF1参戦に際し、ポルシェはレッドブルとタッグを組むと言われ、一方のアウディはマクラーレンを買収することでF1のグリッドにつくとも。

そしてマクラーレンとアウディとが度々交渉を行っていることも報じられており、4月にはアウディがマクラーレンの買収額を引き上げて再交渉に望んだとも報じられたばかりです。

マクラーレン
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しかしながら今回出てきた報道だと、「マクラーレンがアウディの買収提案に応じる可能性はゼロに近い」とされ、その理由は両者における買収額の隔たり。

つまり、アウディが再度提示した金額であっても「マクラーレンにとってはまったくもって不十分」ということになり、これが買収案の合意を妨げていると言われます。

アウディのキー

そうなる気になるのが「アウディがどう出るのか」。

マクラーレンの希望額を提示するのか(しかしアウディのF1参戦が、VWの取締役会において満場一致でなかったとすれば、買収提案額を引き上げるという承認がおりない可能性も)、もしくはここでF1参戦を諦めるのかどうかということですが、アウディのF1参戦はいうなれば同社の「悲願」でもあり、ここで引き下がることは出来ないのかもしれません(マクラーレンもそれを理解している可能性が高い)。

ただ、マクラーレンも本社を売却するほど困窮している状況で、喉から手が出るほど資金を渇望しているはずであり、アウディとは「お金以外」の条件も含め、折り合いをつける何らかの方法を模索する可能性もありそうです。

ちなみにアウディが直近でマクラーレンに提示した(マクラーレン・レーシングの)買収額は約874億円、そしてマクラーレンが米グローバル・ネットリースに本社を売却した金額は約250億円なので、もしマクラーレンがモータースポーツ部門をアウディに売却すれば、負債を返したうえで本社を買い戻せるのかもしれませんね(ただしその後は市販車に集中するしかなくなる)。

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参照:Reuters

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