｜ 750S以降、マクラーレンのオプション体系や選択肢が整理されシンプルで選びやすくなっている ｜
一方、オンラインコンフィグレーターを見る限りだと内装の選択肢はやや減少
さて、マクラーレンが新型GTSのカーコンフィグレーターを公開。※参考までに、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェと比較してもマクラーレンのコンフィグレーターの動きが最もスムーズで読み込みが速く、表示も美しい
仕様としては「スタンダード」「パフォーマンス」「テックラックス」の3つがあり、ざっと見た限りでは外装や機能に変化はなく、その相違は「インテリアの選択肢」にあるもよう。
たとえばスタンダードだと選べるカラーや素材が少なく、パフォーマンスになればスポーティなシートデザインにアルカンターラやアニリンレザーが選べたり、テックラックスだとエレガントなシートパターンにアニリンレザーの組み合わせ、といった感じです。
ざっとここでその選択肢を見てみましょう。
マクラーレンGTSのエクステリアはこうなっている
そこでまずはマクラーレンGTSのエクステリアですが、先日発表された「インディオレンジ、モナコホワイト、ル・マングレー」という60周年記念オプションカラーの選択が可能であり、これらを含めるとなんと合計で40色ものボディカラーを選べます。
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選択肢としてはこれまでと大きく変わるものではなく、「マンティスグリーン」や・・・。
「トーキョー・シアン」に・・・。
「ランタナ・パープル」も。
フェラーリとの差別化を意識しているのかレッド系が非常に少なく、雰囲気的にはランボルギーニのカラーパレットに近いという印象です（ただしランボルギーニで人気のゴールドやブロンズ系は見られない）。
なお、オンラインコンフィギュレーターでは「リバリー」「アクセントカラー」といった選択肢は表示されず、これらはディーラー備え付けのコンフィグレーターでしか表示できないのかもしれません（もしくはMSO＝マクラーレン・スペシャル・オペレーションを選択する必要があるか）。
エクステリア系オプションだと、ウインドウモールやホイール、テールパイプが「ポリッシュ」っぽい仕上げになるブライトパックに各種カーボンパーツ、スポーツエキゾースト、リアの「McLaren」ロゴをブラックにできる”ステルスバッジ”、そして・・・。
ドアミラーに「60周年記念」としてスピーディキーウイを入れたり、ドア下部に（ポルシェのように）GTSのロゴ（ただし小さい）を追加可能。
ルーフは「ブラック」もしくはパノラミックガラス、そしてエレクトロクロミックガラス（電気的に濃さを調整できる）を選択可。
ホイール形状は「10ツインスポーク」のみで、フィニッシュはシルバー、ダイヤモンドカット、グロスブラック、タングステンの4つから選ぶことができ・・・。
ブレーキキャリパーはアノダイズドブラック、ブラック（ペイント）、レッド、オレンジ、アゾレス、グリーン、ポリッシュシルバー、イエロー、ブロンズ、ゴールドとかなり豊富。
なお「アノダイズド」はサーキット走行をメインに行う人のための選択肢だと思われます（度重なる加熱でもペイントが焼けることがない）。
マクラーレンGTSのインテリアにはこんな選択肢がある
そしてマクラーレンGTSのインテリアだと、テックラックスの場合はブラック、バローロ（ワインレッド）、ヴィンテージタンにポーセリンの4色で、それぞれのカラーに対応したコントラストステッチも選べます。
内装にはカーボンパーツやアルミパーツを装着できるほか、サイドシルは「レザー」もしくは「カーボン」から選択可能。
ラゲッジベイのカラーや素材もチョイス可能。
「スタンダード」だと選択肢は非常に少なく、このブラックのみ。
「パフォーマンス」だとブラックとこのバローロのみ（シート表皮のパターンがちょっと変わる）。
鮮やかなレッドやブルー、イエローなどが無いのはGTSの正確を考慮したからなのかもしれませんね。
そのほか、マクラーレンのロゴ入りアームレスト、ステアリングホイールにはカーボングリップやセンターマーク、パドルには60周年記念ストライプ、さらに60周年記念ペダルというオプションも（一部は60周年記念ボディカラーを選んだ場合のみに選択できるようだ）
そのほかだとオプションパッケージとしてリアカメラやパーキングセンサーなどが含まれる実用的な「プラクティカリー・パック」、Bowers & Wilkins製オーディオシステムや電動開閉リアハッチ、マトリクスLEDヘッドライトなどが含まれる「プレミアムパック」、オプション単品だとフロントリフター、灰皿、バッテリー充電器、カーカバー、ペイントキーといったものも。
マクラーレンGTSのボディカラー、インテリアカラー、ホイール、ブレーキキャリパーなどオプションをまとめた動画はこちら
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参照：McLaren