フェラーリが内装色の新色「第四弾」としてヴェルデ・ヴェナリアを発表！イタリアの伝統的な庭園にインスピレーションを受けたオリーブっぽいカラー

｜ フェラーリはここへ来て「イタリアならではの」色味に焦点を当てたインテリアカラーを連続して公開 ｜

今回は今までにありそうでなかった「オリーブっぽい」カラー

さて、フェラーリは先日より「内装オプションの新色」を追加し、その色味を連続し公開していますが、第4弾として「ヴェルデ・ヴェナリア（Verde Venaria）」をリリース。

これはグリーンでありながらも暖かく、自然に近い色味を持っていることが特徴ですが、イタリア各地の豪華なヴィラ、そして宮殿の庭園からインスピレーションを得たといい、つまりは「植物をイメージした」グリーンということになりそうです。

ちなみにこのカラーを選べるのは「スペシャルエクイップメント」のみだと紹介されており、つまりは標準オプションではなく特別色扱いということになるのかも。

実際にヴェルデ・ヴェナリアを用いるとこうなる

そこでこちらはこのヴェルデ・ヴェナリアを実際に車両に用いた状態。

グリーンといえども「オリーブ」に近い印象がありますが、アクセントカラーそして跳ね馬（プランシングホース）の刺繍にはグレーが用いられ、おそらくこの「グレー」はボディカラーのシルバーに合わせたのだと考えられます。

そしてこのヴェルデ・ヴェナリアはシートのほかドアパネルの一部にも使用されており、その他の部分にはブラックレザーが用いられているようですね。

グリーン外装を好むオーナーは多いが

なお、ボディカラーとしてのグリーンは非常に人気があり、フェラーリはもちろんポルシェでも多くのオーナーがグリーンを選んでいて、中でもブリティッシュレーシンググリーンのようなシックで濃いグリーンはとくに人気があり、「その色のクルマにしか乗らない」という人も。

ただしそういった場合は内装に「ブラウンやタンレザー」を選ぶ場合が多く、「内装にまでグリーン」を選ぶ例は極めて少ないとも認識しています。

反面、グリーン内装を選んだものだと、先日フェラーリが公開した「ヴェルデ・ベラッジオ」や・・・。

マンソリーのF8XXといった例も。

それでも今回のヴェルデ・ヴェナリアのような渋い色の内装はあまり見たことがなく、ポルシェだとグリーン大好きオーナーによる「内外装に渋いグリーン」を用いた例を思い出します。

なお、今回のグリーンは前澤氏の「ロールス・ロイス・ファントム・オリベ」の内外装に使用されるグリーンに近いかもしれませんね。

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参照：Ferrari